1925 大和ハウス工業(株)
一般的には住宅総合メーカーで、工業化住宅のパイオニアでもあり、住宅・建設業界の最大手です。
戸建て住宅からマンション・賃貸・商業・事業施設建築へ展開、各分野で有力です。
2013年4月現在、支店は全国74ヶ所、工場は10ヶ所あり、2012年(平成24年)におけるマンションの供給実績は地方圏で業界2位(1,596戸)、全国で同5位(3,176戸)でした。。
都市開発や海外展開もしています。
その歴史を見てみると、創業者の石橋信夫が戦時中に捕虜としてロシアに連行され、シベリアの強制収容所にて、極寒の地で過酷な労働の日々を送り、やがて帰国後に、生活する上での「衣・食・住」三要素の「住」の重要性を認識し、いついかなる時でも「すぐに建てられる丈夫な住宅」を普及させるべく、事業を開始したようです。
社名の由来は、石橋信夫の出身地で同社の創業地である奈良県の旧令制国名の「大和国」(やまとこく)に因み、石橋の提案により「大いなる和をもって経営に当たりたい」ということから、“やまと”ではなく“だいわ”の読みにしたようです。
1959年(昭和34年)には、プレハブ住宅(工業化住宅)を日本で初めて世に送り出し、住宅建設の常識を覆しました。
また付加断熱(充填断熱と外張り断熱の併用断熱工法)などを標準採用した「xevo」ブランドを2006年(平成18年)に発表しました。
またフレームの強度を強化などした「xevo」ブランドを新たに2007年(平成19年)に発表しています。
住宅(鉄骨・木質)を中心に、マンション・アパート・リゾートホテル・ビジネスホテル・ゴルフ場などを事業展開しており、一時期は「総合生活産業」を前面に押し出していました。
2001年4月には子会社の大和団地を吸収合併しています。
経費削減による広告費の削減のため、1998年(平成10年)4月から翌年6月まで提供クレジットを出さないでテレビ番組内でCMを流していた時期があった。現在では方針転換し、「何でダイワハウスなんだ?」というキャッチフレーズでシュールなCMを展開しています。
二酸化炭素排出削減のための省エネルギー技術、敷地緑化や風力発電事業、排水の浄化など、環境管理に取り組んでいて、その一環として1997年から環境マネジメントの国際規格であるISO14001の認証取得に取り組んでおり、現在は全ての工場(全国13ヶ所)と生産関係部門が認証を取得しました。
2001年(平成13年)度よりエースコック(サッポロ一番グループ)に代わって、毎年正月明けに全国ネットでテレビ放送される読売テレビ主催のプロ野球オールスタースポーツフェスティバル→2014年からはプロ野球No.1決定戦!の冠スポンサーを務め、企業メセナとして2006年(平成18年)4月、大阪交響楽団を支援しています。
企業理念は「事業を通じて人を育てる」(この理念は長年同社と仲の良いパナソニック)です。
同社グループのスローガンは2001年に大和団地吸収合併後、「Dramatic Life For You」、また2005年のCI導入にあわせて、「共に創る。共に生きる。 We Build Hearts.」が制定されています。
2007年(平成19年)7月に大和ハウスグループ単独でREIT(「大和ハウスリート投資法人」)を設立、2008年(平成20年)5月に東京証券取引所へ上場する予定であったが、同年6月市況の悪化に伴い上場中止を発表しましたが、その後2012年11月28日、東京証券取引所に上場しています。
社団法人プレハブ建築協会に加盟しています。
2016年7月10日 日曜日 12:43 千葉
写真にはホテルが写っていますが、大和のホテルは評判良いです。
さて、投資判断ですが、時価総額は売上高より2/3程度ですが、営業利益率は5%を超えていますので、割安感があります。
信用買いも少し減ってきていますし、チャートも再上昇の気配があります。
前回は7/2に買い判断してますが、
http://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12176385085.html
値動きを見ても正しい判断だったと思いますし、今回も同様に、私の投資判断は買いです。
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