7554 (株)幸楽苑ホールディングス
株式会社幸楽苑(こうらくえん)は、福島県郡山市に本部を置くラーメン及び蕎麦、うどん店チェーン経営企業です。
持株会社の株式会社幸楽苑ホールディングスが、東京証券取引所第一部に上場しています。
ラーメン店としては、全国一の出店数を誇ります(直営店及びフランチャイズ店を合算)。
ラーメン業において、かつては福島県内と一部地域では「会津っぽ」、それ以外では「幸楽苑」という名称で展開していたが、のち幸楽苑に統一されています(それ以前は、福島県内でも「会津っぽ」と「幸楽苑」が混在していたこともあった)。
2006年(平成18年)3月1日に子会社の「株式会社伝八」を吸収合併したことから、うどん・そばや和食事業も展開しています。
福島県創業のため、店舗の多くは南東北及び関東地方に存在していて、基本的には直営店舗であるが、一部でフランチャイズ展開も行っています(2015年3月時点で直営504店、フランチャイズ17店)。
北海道へは2012年に、中国地方へは2014年に進出しています。
店舗は積極的に新規出店、スクラップアンドビルド、業態転換を行っているので、店舗数の変動が大きいです。
2000年代後半以降は事業の好調を背景に東京都港区や千代田区など都心部への新規出店を行なっています。
2000年代後半以降、一部の店舗をリニューアルし「新幸楽苑」に名称変更する店も増えていて、看板の色は黄色です。
幸楽苑との違いはサイドメニューを増やしている点などです。
当初「中華そば」は取り扱わず定食類を充実させるなど既存店との差別化を図ったが、方針転換により名称はそのままで通常の幸楽苑と同じメニューを扱い、定食類はすべてなくなり、中華そばの価格は従来店と同じ290円(税別)で販売しました。
2014年11月、幸楽苑は290円(税別)の中華そばを廃止し、520円(税別)の新醤油ラーメンに切り替えると発表しました。
この発表は、幸楽苑が高価格路線を目指して大きな賭に出たと話題を呼びました。
2016年8月8日 月曜日 16:17 埼玉県
幸楽苑に関しては、ここでは触りしか書きませんが、皆さんご存知の通り、かなり衝撃的なネガティブニュースがありました。
業績への影響は避けられないと思いますが、これだけの企業規模になれば、あの手のネガティブニュースは、確率的には必然的に発生するものと私は考えます。
その後の対応が大切なのであって、その機械を完全撤去したこと、及び一時休業したこと(その時に従業員に事の顛末と対策を説明したと思います)は、個人的に見る限り、現時点で出来ることはやったと思います。
ただ確率的には発生する可能性はあったにしろ、実際に発生したのには、やはりそれだけの理由がこの企業内に内包されていたと思います。
その内包する企業の癖に関して、今後はどう対処していくのか、経営課題の一つが明確になったと思います。
投資判断ですが、時価総額は売上高より低いですが、今後の業績見通しには不透明なところがあり、元々利益率も高くないことから、現時点では割安感はありません。
ただ空売りがとても多く入ってまして、相場はその踏み上げに入っています。
短期でみれば、空売りが買い戻すまでは買えると思います。
長期的にはどうでしょうか。
高級路線は個人的にはこの店のニーズとは違うように思えます。
私の投資判断は、今回は見送りです。
0コメント