ザ・ディープ (1977年の映画)
あらすじ
バミューダ諸島にハネムーンにやってきたデヴィッドとゲイルは、スキューバダイビング中に海底で偶然2隻の沈没船を発見、スペイン銀貨と思しき貴婦人の肖像が彫られたメダルと黄色い液体の入ったガラスのアンプルを持ち帰った。
その夜、宝石商のデュポンと名乗る男が2人の前に現れ、彼らが見つけたアンプルを買い取りたいと申し出てきた。
監督
ピーター・イェーツ
脚本
ピーター・ベンチリー
トレイシー・キーナン・ウィン
キャスト[編集]
※括弧内は日本語吹替[5](ソフト未収録)
ローマー・トリース - ロバート・ショウ(穂積隆信)
ゲイル・バーク - ジャクリーン・ビセット(平井道子)
デヴィッド・サンダース - ニック・ノルティ(有川博)
ヘンリー・クローシュ - ルイス・ゴセット・ジュニア(内海賢二)
アダム・コフィン - イーライ・ウォラック(槐柳二)
ケヴィン - ロバート・テシア(飯塚昭三)
スレイク - ディック・アンソニー・ウィリアムズ(幹本雄之)
ザ・ディープ (字幕) - 予告編
単純に面白いかどうかと聞かれると、65点くらいかな、良く出来ているけれど、それほど面白くはないと答えてしまいそうな作品です。
内容全般に感じる不快感がある映画です。
その不快感とは、主人公のゲイルが選ぶ人生の選択に対する不快感です。
そっちを選ぶのか、やめておけと言いたくなることが何度かありました。
しかしこの映画を見終えた後には、この選択がその物語をより深みに導くことになっていると気づくことになります。
リアル世界(新婚旅行)から、非日常の世界(財宝探し)への移行が違和感なく、良く出来た作品だと思います。
私の人生に何らかの影響を与えるであろう、素晴らしい作品です。
満点、100点をつけたいと思います。
以下ネタバレ含みます。
最終的に手にしたあの宝は、私は価値はほとんどないと思いました。
なぜなら証拠として、他人に証明できなくなってしまいましたからね。
しかしゲイルらが手に入れたのは、人生においてもっと価値のある財宝だったように思いますよ。
友情(見ず知らずの人間とここまで深められるとは、まさに人生の宝!)や生存は、何よりの財宝だと思いました。
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