2805 ヱスビー食品(株)
エスビー食品株式会社は、日本の大手加工食品メーカーである。
ハウス食品と共に日本を代表するカレー・香辛料などを製造・販売する企業で、登記上の名称はヱスビー食品株式会社です。
日本で国産カレー粉を初めて販売した会社とされているが、異説もあります(詳しくはカレー粉参照)。
カレー粉が創業事業で、スパイスシェア6割程度で首位です。
即席カレー・パスタソースも高シェアです。
略歴を見ていきましょう。
1923年(大正12年) - 山崎峯次郎が日賀志屋として創業。
1940年(昭和15年) - 株式会社日賀志屋設立。
1949年(昭和24年) - 商号をヱスビー食品株式会社に変更。
1961年(昭和36年) - 東京証券取引所第2部に株式上場。
2005年(平成17年) - 江戸龍太郎が創業家以外で初めての社長に就任。
登記上本社は東京都中央区日本橋兜町にあり、また、「スパイスセンター」という本社事務所が東京都板橋区宮本町にあります。
スパイスセンターはかつては板橋工場があった所で、敷地内に国会議事堂を模した建物があったようです(エスビーカレーの缶には国会議事堂の絵がデザインされている)。
レトルトカレー市場への参入は1970年(昭和45年)に「サンバード チキンカレー」で参入するものの、販売が振るわず一旦撤退。
しかし1982年(昭和57年)に「フォン・ド・ボー ディナーカレーレトルト」で再参入を果たしています。
これは「カレーというのは元来調理した肉・野菜を入れてじっくり煮込むもの。3分間で出来るカレーなんてものは邪道だ」という創業者・山崎峯次郎(1903年(明治36年) - 1974年(昭和49年))の意向が強く影響していたと思われます。
社会人陸上部の活動でも知られており、瀬古利彦(同社スポーツ推進局長)などが所属していたが、2013年3月末で廃部となりました。
1977年(昭和52年)に「S&B スナックチップ」でスナック菓子事業に参入するが、採算が採れないなどの理由で2003年(平成15年)に菓子事業から一旦撤退した(ライバルのハウス食品は販売継続、のちに東ハトに事業譲渡された)が2016年(平成28年)に同社が輸入販売・展開するフランスのジャムブランド「'ボンヌママン」の焼菓子「ボンヌママン タルトシリーズ」で事実上、13年ぶりに菓子事業に復帰する形となりました。
ちなみにスナック菓子のラインアップには、『S&B 5/8チップ』のほか『S&B スナックトースト』『S&B アメリカせんべ』『S&B あ・られチップ』『S&Bスナック 鈴木くん しお味』『S&Bスナック 佐藤くん チーズ味』『田中くん』『山本さん』『S&B キャプテン翼スナック』『S&B 機動戦士Zガンダムスナック』などが存在していました。
かつてはカレーの王様を関東地方および高速道路のパーキングエリアで運営し、東名高速道路・上郷サービスエリア下り線(愛知県豊田市に所在)を運営していたが、カレーの王様は「プラスゲート」に譲渡(高速道路のものは閉店)し、上郷サービスエリアの運営も三岐鉄道に譲渡しました。
2016年9月13日 火曜日 14:22 都内
投資判断ですが、時価総額は売上高の1/3以下ですが、利益は多くはありませんが、しっかり出ていますので、割安感があります。
配当と株主優待もあり、その利回りを考えると今の株価がそう簡単に崩れるとは思えません。
チャートで見ると、急騰したあとですので、買いづらい部分もありますが、私の投資判断は買いです。
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