TAXI NY(映画)
『TAXI NY』(タクシー・ニューヨーク、Taxi)はティム・ストーリー監督の映画。リュック・ベッソンの『TAXi』シリーズのハリウッド版リメイク。舞台をマルセイユからニューヨークへ移している。原案およびプロデュースをリュック・ベッソン。
ストーリー
地下鉄やデパートの中、はてはトラックの荷台など、道なき道を走破して迅速に依頼の品を届ける凄腕の中年女性メッセンジャー・ベルは、タクシー営業の認可を取得したことから、同僚から惜しまれながらメッセンジャー退職して、個人タクシーの運転手へと転職する。
スピード狂であるベルの改造タクシーは、ボタン一つでスーパーカーに変形し、あらゆるテクニックを駆使して街のあらゆる道を爆走し、警察の白バイさえ振り切る超絶スピードでお客を目的地まで送り届けるのだ。
ニューヨーク市警のウォッシュバーンは、刑事としては有能だったが、車の運転が下手であるゆえに失敗が絶えなかった。ある日犯人を追いかけようとして車ごと店に突っ込み大損害を被った。その結果、同僚からはバカにされ、思いを寄せる同期で上司のマータには愛想をつかされ、散々な目にあっていた。
監督
ティム・ストーリー
脚本
トーマス・レノン
ロバート・ベン・ガラント
ジム・カウフ
原案
リュック・ベッソン
キャスト
ベル・ウィリアムズ演 - クイーン・ラティファタクシー運転手で、オリジナル版におけるダニエル。メッセンジャーをしていたが、念願叶ってタクシー運転手に転職。スーパーチャージャーで過給した、フォード・クラウンビクトリアのタクシーを転がす。スピード狂であり、必要とあらばスピードも信号も無視して、全速でかっとばすのがポリシー。
アンディ・ウォッシュバーン演 - ジミー・ファロンニューヨーク市警察第8分署刑事分隊のダメ刑事で、オリジナル版におけるエミリアン。犯人追跡時にシフトレバーのDとRを間違え、勢い良く商店に突っ込み免許停止になる。車が使えず、たまたま近くにいたベルのタクシーに乗って美女強盗団を追跡し、以後はベルを捜査に巻き込む。
TAXI NY 予告編 -Taxi-
途中で何度か見るのを止めようかと思うくらい、見ていてイライラする映画でした。
とりわけダメ刑事が、マジでダメな奴でイライラしまして、刑事としては有能という前振りは違うと思いました。
主役の女ドライバーが太ったおばさんなのですが、これを始めに見た時の、この人が主人公か、2時間このおばさんを見るのかというがっかり感を上回る、ダメ刑事役には脱帽です。
しかし敵役がかなりかなり映えてまして、なんとか最後まで見終えた時には、案外この映画は面白かったかも知れないという気分になりまして、途中で音声がおかしくなってしまったという謎の出来事がありましたが、そういう事も含めて、これは一度は見るべき映画なのではないと思った次第です。
点数にして95点。
マイナス5点は最後まで見れない可能性があることを考慮しましたが、それがなければ、100点でも良いくらいの面白さでした。
殿堂入り映画に認定です。
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