オリジナル小説『株式投資家の暮らしと夢』3
私が最初に小学生の時に抱いた夢はサッカー選手だった。
私は雨の日も風の日もボールが友達だった、サッカー少年だった。
ただ当時は日本にサッカーのプロはなく、そんなことを考えたかどうかわからなかったが、友達がみんな中学校では野球部に入ったので、私も野球部に入った。
野球は苦手だったのだが、何とかなると考えたのだ。
同級生はちょうど3チーム作れる27人もいた。
しかし現実は甘くはなかった。
まず体力がなかった私は、当時言われた「昔軍隊、今中学」という風潮の通りの厳しい部活動についていけなかった。
練習はさぼりがちで、野球がすぐに嫌いになった。
嫌いだから自宅で練習などすることもなく、リトルリーグで野球をやっていたり、運動能力に優れた子には到底勝てないとすぐに悟った。
私は部活動から逃げるようになり、するとまじめにやっている人たちからは私は非難されるようになっていった。
おそらく当時27人いた中で、私がもっとも野球が下手だった。
深く考える必要はないと思うのが、中学時代でスポーツが出来ず、かつ真面目に部活に参加しない私は、軽蔑といじめの対象になった。
中学校時代には黒歴史を持つそんな私だったが、今日は高校野球のニュースを見ていた。
「怪物だ」 観客も興奮、広陵・中村の清原超え6本塁打
8/22(火) 12:21配信
朝日新聞デジタル
全国制覇への挑戦権をかけて22日、4強が激突する。準決勝の第1試合は打撃戦となり、広陵(広島)が天理(奈良)を12―9で破った。広陵の中村奨成君(3年)は一回と五回に本塁打を放ち、1大会個人通算本塁打を「6」とし、清原和博さん(PL学園)が持っていた記録(5本)を抜いた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170822-00000025-asahi-spo
私の関心は、中村奨成君をドラフトでどこの球団が手に入れるかにある。
有名選手をドラフトで引き当てるチームは、これは不思議な偶然なのだが、勢いがあるからだ。
親会社は買いの対象になる。
プロ野球関連銘柄というのはとても多い。
読売ジャイアンツの親会社は上場していないが、例えば関連して 「9681 (株)東京ドーム」 という企業が上場している。
https://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12185744319.html
私は埼玉在住なので子供のころは西武ライオンズを応援したが、親会社の「9024 (株)西武ホールディングス」 は再上場を果たしている。
https://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12202639413.html
他にも「東京ヤクルトスワローズ」の親会社「2267 (株)ヤクルト本社」
https://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12198767047.html
北海道日本ハムファイターズの親会社「2282 日本ハム(株)」
https://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12299922326.html
「オリックス・バファローズ」の親会社「8591 オリックス(株)」
https://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12292693033.html
WBCで、筒香選手が侍ジャパン4番で大活躍した 「2432 (株)ディー・エヌ・エー」
https://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12257060699.html
などは親会社が上場企業で私のブログでも取り上げているし、他にも上場企業は「楽天」や「ソフトバンク」などたくさんある。
「4755 楽天(株)」
https://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12284948385.html
「9984 ソフトバンクグループ(株) 」
https://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12258824759.html
親会社だけではなくて、野球用品の会社では例えば「8022 ミズノ(株)」などいった企業も野球関連の企業だし、今日ニュースで取り上げた甲子園球場などは、その所有者は阪神電気鉄道で、この親会社にあたる阪急阪神ホールディングスは上場企業だ。
「8022 ミズノ(株)」
https://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12210390055.html
「9042 阪急阪神ホールディングス(株)」
https://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12188905444.html
株式投資というものは、とても面白いものだ。
自分の関心のあるこの世界の物事に、関係する企業は必ずある。
野球なんて所詮ただのボール遊びだが(いじめ経験者なのでこの種の発言は許してほしい)、これに日本の多くの大企業が関わっている壮大なビジネスでもある。
このことに気づくと、読者の皆さんが持つ関心や経験には、意味がなかったり、くだらないものは、株式投資においては一つもないという事実に気づくはずだ。
また逆に株式投資がきっかけで、この世界にある全く知らなかった物事に関心を持つこともあるだろう。
儲ける儲けない以前の話として、株式投資は人生を楽しくする手段だということも、前もって私は皆さんに話しておきたいのである。
ちなみにリンク先の投資判断は、アップ当時の判断で、現在のものではない。
現時点の出来不出来を検証してもらってもかまわないが、株式投資は現物株投資ならば売る時期は自由だ。
どうせなら、もう一段相場水準が上がってから売却を検討した方が面白いと思い、私はあえてここでは投資判断の検証はしない。
現在の相場状況は、個人が売りで、外国人が売り買い交錯、事業法人と信託銀行が買っている。
2016年 投資部門別 株式売買状況 東証第一部 [金額] 全 52 社
2017年の累計は出していないが、大方間違いはない。
強大な戦力を持つ外国人が高いところで売っているのは残念だが、なにせ負け組の個人が売っているのだから、相場が大きく崩れることはない。
この辺りの話はまた別の機会にする必要があるが、まずは詳しい話は抜きにして、日経平均23000円、東京五輪までにはこれもあるだろうと、私は予想している。
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