6472 - NTN(株)
NTN株式会社(エヌティエヌ、NTN Corporation)は、大阪市西区に本社を置く日本の軸受(ベアリング)製造会社です。
日本精工、ジェイテクトとともに、日本の軸受製造業界大手3社の一角を占めます。
三水会及びみどり会の会員企業であり三和グループに属している。
ベアリング大手3社の一角です。
等速ジョイントは世界シェア2位、アクスルユニットは世界トップです。
概要を見てみましょう。
世界シェア4位のベアリングメーカーです。
自動車用等速ジョイントは世界シェア2位、アクスルユニットは世界トップです。
等速ジョイントや精密機器を主力製品としています。
海外従業員の比率、海外売上高ともに60%を超えます。
新興国では中国・インド・ブラジルに注目しています。
生産能力の増強を計画しており、現地・現物・現人の考えのもと、現地の材料や設備を使って強化していきたい考えで、中国では6拠点で軸受、等速ジョイントを生産します。
風力発電機向けの大型ベアリングについて早い段階から注力しており、日系の他メーカーに先んじて海外での生産を開始しました。
韓国の自動車部品大手のセオハン(現代グループと強い関係を持つ)と組み、現地に工場を建設し、フランスにも計画しています。
風力発電機用ではNTNの世界シェアはSKF、シェフラーに続く3位で、20%程度とされています。
2007年に買収した仏SNRはルノーが子会社として保有していたベアリングメーカーです。
欧州での展開を中国よりも優先していたが、この戦略が仇となり、中国での展開に出遅れました。
経営戦略でも中国での売上高1,000億円達成を目指している期限が日本精工よりも数年先となっています。
社名の由来
NTNの名前の由来は、大阪の巴商会のボールベアリング部の発足を機に市場に登場したもので、技術を担当した西園二郎のN、資本を投入した社長丹羽昇のNと、これら2つを販売を担う巴商会のTで結び、商標としたものです。
以来、NTN製品には必ずこのマークが付けられました。
1989年の「NTN株式会社」への社名変更を機に、NTNの意味付けを「For New Technology Network(新しい技術で世界を結ぶ)」としました。
2017年4月からは、翌2018年の創業100周年へ向けて、新コミュニケーションワードとして、「世界をなめらかにする仕事。」が制定されました。
同時に「なん(N)て(T)なめらか(N)」をキャッチコピーに、多部未華子をイメージキャラクターに起用した、企業CMが放映されています。
多部未華子、なめらかすぎて思わずダンス? NTN新CM「なんてなめらかNTN#01出会い」編
とても分かりやすくて、覚えやすいキャッチコピーだと思います。
投資判断ですけれども、時価総額は売上高の4割で営業利益率は5%です。
かなり割安感が強いです。
チャートは三角持ち合いの中位置の下の方で押し目に見え、長期見ると、仕込みの出来高の山が確認できます。
信用倍率は3倍弱です。
私の投資判断は自身を持って買いです。
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