9101 - 日本郵船(株)
日本郵船株式会社(にっぽんゆうせん、Nippon Yusen Kabushiki Kaisha)は、1885年(明治18年)9月29日に創立された船会社です。
三菱財閥(三菱グループ)の中核企業であり、三菱重工とともに三菱グループの源流企業です。
1893年(明治26年)12月15日に株式会社となりました。
日本の3大海運会社の一つであり、戦後の株式特定銘柄12社(平和不動産、東レ、旭化成工業、日本石油、住友電気工業、日本電気、松下電器産業、三菱重工業、トヨタ自動車、三井物産、東京海上火災保険、日本郵船)の一つでもあります。
英文表記「NIPPON YUSEN KAISHA」から「NYK LINE」とも記され、国際的には「NYK」として知られています。
海運で国内首位で、陸空運強化、傘下に郵船ロジ、日本貨物航空があります。
コンテナ船は18年4月事業統合しました。
概要を見てみましょう。
国内・海外を合わせて350以上の都市の港へ838隻の運航船舶が乗り入れており、運航船舶数規模及び連結売上高及び連結純利益で日本では1位、世界でも最大手の海運会社のひとつである。
2006年(平成18年)2月に、マースクライン社が世界第3位の業界シェアを占めるオランダの海運会社P&ONedlloyd 社と合併し世界最大手になったため、NYKは連結売上高で世界2位になった。
国内以上に海外での知名度が高く、日本海運の代表と呼ばれる所以である。
「郵便汽船三菱会社」(日本郵船の前身:国有会社であった日本国郵便蒸気船会社と三菱商会が合併して設立)と、三井系国策会社である「共同運輸会社」とがたび重なる値下げ競争を行ったことで、日本の海運業の衰退を危惧した政府の仲介で両社が合併し、日本郵船会社が設立された。
ファンネルマーク(船の煙突部分につける会社のマーク)は、白地に2本の赤の線で「二引」と呼ばれ、二社の対等合併を表す。(三菱商会の淵源にあたる海援隊の隊旗に倣ったもの)
また、イメージキャラクターにアニメ「サザエさん」のフネを起用し、その広告が第46回日本雑誌広告賞金賞と、JR東日本ポスターグランプリ2003銅賞を受賞した。
フネさん起用の契約は2006年(平成18年)3月をもって終了し、4月からは琴欧洲を起用している。
三菱金曜会及び三菱広報委員会の会員企業である。
欧米と協調して航路を拓いてきた歴史をもつ一方、石原産業海運の盟外配船がもとで、最盛期の1935年にオランダと貿易摩擦を経験している。
日本郵船グループ 紹介映像
投資判断ですが、時価総額は売上高の約1/4です。
前期は営業利益でマイナス、当期損失は売上高の10%より大きな規模になりました。
今期の中間は辛うじてプラス圏です。
チャートはボックス相場の中位置で、歴史的には底値圏です。
信用倍率は8倍くらいで高いです。
安値圏ですからね、どうしても信用買いが入って、上値が重くなりがちですね。
しかし私の投資判断は買いです。
長期投資と銘柄分散は必須です。
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