9104 - (株)商船三井
株式会社商船三井(しょうせんみつい、Mitsui O.S.K. Lines, Ltd.)は、東京都港区虎ノ門に本店を置く、日本の大手海運会社です。
東証一部上場企業で、略称はMOL(エム・オー・エル)です。
海運大手で、鉄鉱石船、タンカー、LNG船中心に不定期船に強いです。
コンテナ船は18年4月事業統合しました。
概要を見てみましょう。
日本郵船・川崎汽船と並ぶ日本の三大海運会社の1社、連結純利益、連結売上高および時価総額で国内2位です。
LNG輸送分野に強みを持ちます。
コンテナに記される「アリゲーター」印は柳原良平デザインで、ファンネルマーク(煙突の印)はなく、煙突は橙一色です。
1964年(昭和39年)、三井船舶と大阪商船が合併、「大阪商船三井船舶」(略称・商船三井)が誕生(英文社名のO.S.KはOsaka Shosen Kaishaが由来)しました。
1999年(平成11年)、生田正治(後の日本郵政公社総裁)社長時代、ナビックスラインと合併、「商船三井」を正式社名としています。
2017年(平成29年)現在は三井グループと三和グループに属します。
またコンテナ定期船事業で、ネプチューンオリエントラインズ、現代商船、と共にザ・ニュー・ワールド・アライアンスを形成しています。
商船三井が主導して結成されたザ・ニュー・ワールド・アライアンスの前身ザ・グローバル・アライアンスは海運アライアンスの嚆矢(コウシ:会戦 の始まりを知らせる用具として使われた。 上記の意味が転じて、ものごと の始まり。)です。
沿革を見てみましょう。
1878年(明治11年) 三井物産、鉄製蒸気船「秀吉丸」で三池炭の海外輸送(口之津-上海間)を開始。
1884年(明治17年)5月 - 瀬戸内航路を主として運航する60余りの船問屋を統合して、大阪商船設立。
1907年(明治40年)3月 - 大阪商船、日本郵船、湖南汽船、大東汽船が合弁で、上海に日清汽船を設立。
1912年(明治45年)5月 - 大阪商船、観光開発を目的とした1,000トン級のドイツ製客船「紅丸」(くれないまる)が、大阪と別府温泉を結ぶ航路に就航。
1923年(大正12年) - 大阪商船、広島‐別府航路を開設(のちの旧広別汽船)。
1939年(昭和14年) - 大阪商船、「あるぜんちな丸」「ぶら志゛る丸」を建造。両船は貨客船として南米航路に就航。
1942年(昭和17年)5月 – 大阪商船の内航部を分離し、宇和島運輸ほか5社と共同で関西汽船設立。
1942年(昭和17年)12月 - 三井物産の船舶部門が三井船舶株式会社として分社化。
1964年(昭和39年)1月 - 山下汽船が新日本汽船と合併して山下新日本汽船となる。
1964年(昭和39年)3月 - 日東商船が大同海運と合併してジャパンラインとなる。
1964年(昭和39年)4月 - 三井船舶が大阪商船と合併し、大阪商船三井船舶株式会社となる。
※大阪商船は当初、日東・大同連合に合流する計画だったが、同社主要株主に名を連ねている住友グループ各社や同社傘下にある第一中央汽船の猛反発を受け、結局この形に収まった。1965年(昭和40年) - 日産自動車の保証を得て、自動車輸出のための自動車運搬船、追浜丸を建造。
1967年(昭和42年) - 柳原良平デザインのアリゲーターマークがコンテナサービスの象徴となる。
1989年(平成元年)6月 - 山下新日本汽船がジャパンラインと合併し、ナビックスラインとなる。本格的クルーズ船「ふじ丸」竣工。
1993年(平成5年)10月 - 日本海汽船株式会社を合併。
1995年(平成7年) - 海外コンテナ船社間での提携、ザ・グローバル・アライアンス締結。
1995年(平成7年)10月 - 新栄船舶株式会社を合併。
1996年(平成8年)4月 - 東京マリン株式会社に資本参加
1998年(平成10年) - ザ・ニュー・ワールド・アライアンス締結(ザ・グローバル・アライアンスの改称)。
1999年(平成11年)4月 - 大阪商船三井船舶とナビックスラインが合併、株式会社商船三井となる。本社・子会社の国内定航船を統合し、株式会社エム・オー・エル・ジャパン(現・株式会社MOL JAPAN)が発足。
2000年(平成12年)4月 - 商船三井興業株式会社、日本工機株式会社[注 3]、ナビックステクノトレード株式会社が合併し、商船三井テクノトレード株式会社発足。
2001年(平成13年)3月 - 商船三井フェリー株式会社発足。
2001年(平成13年)7月 - 株式会社エム・オー・シーウェイズにナビックス近海株式会社の近海部門を移管し、それぞれ商船三井近海株式会社及びナビックス内航株式会社に商号を変更
2003年(平成15年)7月 – ナビックス内航株式会社に商船三井フェリー株式会社の内航不定期船部門を統合し、商船三井内航株式会社に商号を変更。
2004年(平成16年)10月 – ダイビル株式会社の株式を公開買付し、子会社化 。
2006年(平成18年)3月 - 宇徳運輸株式会社(現・株式会社宇徳)の株式を公開買付し、子会社化。
2007年(平成19年)4月 - ロゴ変更。
2009年(平成21年)4月 - 関西汽船株式会社の株式を公開買付し、子会社化。
2009年(平成21年)7月 - 本店を大阪から東京に移転。
2009年(平成21年)9月 - 日産専用船株式会社の株式の一部を日産自動車から取得し、連結子会社化。
2009年(平成21年)10月 - 関西汽船とダイヤモンドフェリーが共同株式移転により、株式会社フェリーさんふらわあを設立。
2011年(平成23年)10月 - 株式会社フェリーさんふらわあが関西汽船とダイヤモンドフェリーを吸収合併。
2017年(平成29年)7月 - 日本郵船、川崎汽船と共にコンテナ船事業を統合、新会社『オーシャン・ネットワーク・エクスプレス (ONE) 』が発足。
2017/05/14 商船三井フェリー 新造船「さんふらわあ ふらの」船内特別内覧会
なかなか見る機会はないので、こういう動画はうれしいですね。
就業前に確認!オフィスマナー 商船三井キャリアサポート
ついうっかりやってしまいがちなことも結構あります。
ただやらない方が良いことは間違いありませんし、結局これを守れるか否かは、その人の評価に大きく関わります。
その人の50%くらいはこのマナーで評価されますね。
改めて考えてみると、結構高いなと思います。
商船三井、社長に池田潤一郎氏-武藤社長は代表取締役会長
商船三井の社長や会長てどんな人なんだろうという興味がありましたので観てみましたが、私にはまだ良くわかりませんでした。
で、結局のところ、商船三井の企業紹介動画が、ユーチューブ上では一つも見つかりませんでした。
私のブログの昨年の殿堂入り銘柄「2402 アマナ」( http://ameblo.jp/kurasitoyume/theme-10100314026.html )などに制作依頼すれば、素敵なものが出来ると思うのですが。
投資判断ですが、時価総額は売上高の1/3以下で、利益はほとんど出てなく、一昨年は最終損失で着地しています。
今期の中間は黒字ですが、油断できる水準ではありません。
ここ数年売上高が減少傾向にあったので、ここで反転増加させることが出来るかが重要なポイントだと思います。
株価は長期見ると仕込みの出来高の山は出来ていて、あとは上がるだけだと思います。
信用場率は2倍くらいで、それほど重くはありません。
私の投資判断は、分散投資先の一つとして買いです。
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