おんな城主 直虎(NHK大河ドラマ)
NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』 - NHKオンライン
『おんな城主 直虎』(おんなじょうしゅ なおとら)は、2017年1月8日から同年12月17日まで放送されたNHK大河ドラマ第56作。
戦国時代、後に徳川四天王の一人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政を育てた遠州井伊谷の女領主・井伊直虎を主人公とした物語である。主演は柴咲コウ。
あらすじ
戦のたびに当主を殺され、ただ ひとり残された姫が「直虎」と勇ましい名を名乗って乱世に立ち向かった。自ら運命を 切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。
企画・制作
本作品は本来の大河ドラマが目指した「エンターテイメント性の高いゴージャスなドラマ」に帰ることを狙って制作された。
脚本には森下佳子を起用し、大河ドラマのモチーフである政治的駆け引きをメインに、直虎・井伊直親・小野政次の3名を幼馴染という設定にし、その子ども時代からの関係を物語の軸として、友情や恋愛模様も絡めて描く物語となる。
このため、放送当時の大河ドラマでは異例の、子役が演じる主要人物の子ども時代が1か月間にわたり描かれた。
主人公である井伊直虎に関しては史料が乏しく、関連する家の記録などを手掛かりに空白を想像で埋めるかたちで描かれている。
また森下は、山田風太郎の活劇的世界と、池田理代子の『ベルサイユのばら』における人間関係の描き方を融合させた世界を考えているという。
2015年8月25日に制作発表が行われ、脚本を連続テレビ小説『ごちそうさん』などを手がけた森下佳子が担当すること、主演を本作がNHKドラマ初出演となる柴咲コウが務めることが発表された。
2016年5月26日、キャスト発表会見が行われた。
7月12日、11月16日に追加の出演者発表が行われて、同日に音楽は菅野よう子が担当することも発表された。
プロデューサーの岡本幸江、脚本家の森下と音楽の菅野、三人がタッグを組むのは『ごちそうさん』以来二回目となる。
9月6日にスタジオクランクイン、10月7日には浜松市でロケ取材会が行われた。2017年10月11日、浜松市の「久留女木(くるめき)の棚田」でクランクアップ。
おんな城主 直虎 一年間ありがとう MAD
私は総集編でしか見れなかったのですが、これは毎週見た人は、終了ロスは大きいでしょうね。
それくらい素晴らしい大河ドラマだということが、総集編からでもわかりましたよ。
竜宮小僧のうた
「ドラマでは竜宮小僧のことを「人が困っていることを、知らぬ間に手伝ってくれる謎の存在。知らぬ間に田に苗を植えておいてくれたり、洗濯物を取り込んでおいてくれたりする」と紹介しています。
これは静岡県浜松市や浜名湖周辺で語り継がれている伝説がもとになっています。
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その昔、浜名湖周辺の村に農作業や家事を手伝ってくれる小僧がいて、みんなが竜宮小僧とかわいがっていました。その小僧が亡くなり木の下に葬ったところ、根元から水が湧き出して村に恵みが与えられたというのが竜宮小僧伝説です。
困っている人を助けてくれる竜宮小僧。ドラマでは、おとわが病弱な亀之丞に「われは亀の竜宮小僧になる」と約束しました。やがて城主となる直虎も、行動力、勇気、そして知恵を駆使して井伊家と井伊谷の領民のために力を尽くします。」
誰かが誰かの竜宮小僧になり、そして直虎のために竜宮小僧になった人物もいましたね。
人間の屑のような小野政次の役柄は、その後すばらしい展開を見せてくれますね。
最期は私もそんな馬鹿なと泣きました。
点数をつけるなんておこがましいのですが、100点満点の大河ドラマだと思います。
戦国時代、遠州井伊谷の女領主・井伊直虎に育てられた井伊直政は、後に徳川四天王の一人に数えられ彦根藩の藩祖となりました。
その彦根藩は、近江国の北部を領有した藩で、藩主は譜代大名筆頭を務めました。
その歴代藩主の中で最も有名なのが、幕末に藩主となった直弼です。
井伊直弼。
歴史の教科書にも出てきますね。
嘉永3年(1850年)、兄直亮の死去により藩主となり、13代将軍徳川家定の将軍継嗣問題で南紀派に属し、一橋慶喜ら一橋派と対立し徳川家茂の14代将軍就任に貢献します。
安政5年(1858年)に大老に就き、勅許を得ず日米修好通商条約に調印、これを口実として詰問に出た旧一橋派要人を隠居させ、併せて言論人への死罪等を含む安政の大獄といわれる強権の発動を行いました。
結果、反発を招き、万延元年(1860年)に桜田門外の変で水戸藩浪士らに暗殺されました。
井伊家は大政奉還以降は、薩長新政府支持します。
そして明治17年(1884年)、井伊家は伯爵となり華族に列したということです。
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