7453 (株)良品計画
西友の事業部が独立し、「無印良品」ブランドで衣料、雑貨、食品など卸・小売りを生業としています。
その歴史をみてみると、1970年代、量販店各社はプライベートブランド(PB)の開発に取組んでいたところ、77年10月、西友はそれまでのPB商品を充実させるべく田中一光、小池一子の提案による「SEIYU LINE」をPBの総合ブランドして取り扱うことを決定しました。
その後にはそれら商品群をプロトタイプとして新たにラインナップを増やした上、田中の発案による英語のノーブランドグッズ(no brand goods)を和訳した「無印良品」をブランド名とし、西友のほか、西武百貨店や阪神百貨店内のインショップ、加えてファミリーマート等で販売が開始されました。
また1983年には青山に路面店を出店し、同店の内装には杉本貴志が関わりました。
「わけあって安い」という当初のキャッチコピーは小池一子氏によるものです。
1989年6月には、西友の100%子会社として(株)良品計画が設立され、1992年9月には西友の子会社で休眠状態であった魚力に良品計画を合併させ、魚力が良品計画に社名を変更したました。
良品計画はバブル崩壊後も、存在感とブランド力を保ち順調に成長を続け、1990年代後半には、グループ以外のジャスコ等にも商品供給を開始しました。
2001年度には、ディスカウンターの台頭によって衣料品等が不振で業績が悪化するが、商品企画力の強化などの業務改革が奏功し、業績は回復に転じ、2015年3〜8月期の連結営業利益は160億円程度となり同期における最高益を更新すると報じられました。
セゾングループ解体後、旧グループ各社との関係は薄れていたがその後ファミリーマートと資本提携をするなどして関係を再強化し、同チェーンでの取扱商品の数も増えています。
旧グループの中ではファミリーマートのほかクレディセゾンが株主です。
2016年6月24日 金曜日 15:20 池袋東口
前回は6/18に見送りの投資判断を25,480円でして、その後株価は急落、現在は持ち直しているものの頭は抑えられている状況ですので、一般的に見て、私の投資判断は当たったと思いますが、いかがでしょうか。
http://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12171878589.html
中間決算は好調だったようですが、ここにきて私は国内景気の悪化を感じます。
安倍内閣には、今一度国内経済へのテコ入れをお願いしたいです。
休みなくテコ入れすることが、国民の経済への安心感を醸成し、ポジティブな経済活動を引き起こすものと私は考えるのです。
良品計画のビジネスは素晴らしいですが、経営環境が好転しているようには思えませんし、株式の状況も割安感が増しているとは思えません。
私の投資判断は引き続き見送りとしたいと思います。
株を買うなら、良品計画で服でも買って、景気や雇用を良くしたい気分です。
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