真田丸(最終回を見終えて)
今回のNHK大河ドラマ・真田丸は、最初から最後まで見ることが出来ました。
5分で分かる真田丸~第1回「船出」~
当初は三谷幸喜さんらしさもあり、ジョークが多すぎるなと思う場面もありましたが、最後は歴史大河ドラマらしく、緊迫感のあるドラマになったと思います。
戦国モノでも、最後の大合戦・大坂の陣をきっちり描いた作品は皆無に等しく、今回は真田幸村が主人公ということで、きっときちんと描いてくれると信じて見続けましたが、大阪城内の様子も含め、見ごたえのある内容でした。
幸村が大阪城内で力を持ち、大阪の冬・夏の陣で大軍を率いて大活躍出来た経緯が、太閤時代の実務経験があったからこそという部分が、とても良く描かれていました。
真田幸村は大名でも城主でもありません。
自分の所有物はないに等しい、現代で言えば、経営者ではない、勤め人に近い立場にあります。
その勤め人が、どんな城持ち大名よりも名を残す働きをしたことは、多くの勤め人に、日々の仕事でも全力で当たろうと、ポジティブな気持ちにさせたのではないでしょうか。
また明日から仕事、そんな日曜の夜に相応しい大河ドラマでした。
最後にこちらを紹介しましょう。
その時歴史が動いた 「真田幸村 どん底からの挑戦 家康を追いつめた伝説の名将」 (2003年)
0コメント