悪夢
年の瀬の迫ったある日の話です。
久しぶりに悪夢を見ました。
変わった悪夢でして、私の兄弟が無職になる夢でした。
それに対して父親が、うちの一家はみな無職になっちまったなと嘆く夢でした。
その無力感が外で見ている私に伝わり、悲しくて朝の3時に目が覚めました。
目が覚めてから、私はまだ仕事をしているよなと、スケジュールを再確認しました。
そういえば、10年くらい前、私も無職で兄弟も無職だった時期がありました。
父親も定年が近かった時期で、もしかしたら、タイムスリップしてあの頃の父親の恐怖を夢に見たのかも知れません。
今の日本はとても就業しづらい状態だと思います。
歳をとって中年になった私にとっては、さらに理性的にそのことを意識しなければならないことだと思います。
私は今の仕事をやめたら、正社員にはもうなれないでしょうね。
再就職に取り組み始めた10年前でさえ、結局正社員になれず、5年間もの時間が必要だったわけですからね。
何があっても、仕事はやめてはいけませんね。
私が見た悪夢には少し続きがありまして、内容は覚えていないのですが、目覚めた時には婚活をやらないとと焦りが迫ってきてました。
そうです。
今の場所に引っ越してから手持ちのカネが全然なかったこともあり、婚活を全然やっていませんでした。
カネの問題、これは現状ではとても大きな問題でして、結局のところ、家賃が高すぎたのかなと反省しているわけですが、月々の収支を赤字回避しようとすると、現状ではデートするカネどころか、出会いを求めるカネすらありません。
昨日なんか、必要な日用品等を買い貯めたら、5万円も使ってしまいました。
今月は忘年会が3回もあり、出費が多かったので手持ちの金が足りなくなり、5か月間月1万円ずつ貯めた貯金を持って出かけたのですが、それを全て使ってしまったのです。
ここに来てからの貯金は、残り5万円しかありません。。
生活に必要なカネって、とても高いと改めて思い知りました。
ボーナスは月2万円ずつ小分けにして使う予定ですので、まだ残っていますが(私のボーナスってそんなもんです)、この調子だとそれは生活費に回さないといけないでしょうね。
そうなると、どうやって婚活したら良いのか。
若い頃に蓄えた株式は多少あり、ただそれには夢が詰まっていますので今は手放したくないという思いがあり、また仕事では昇進の可能性もないわけではないのですが、現状はそういう話は回ってこず、どのタイミングでどういう手を打てば良いのか、かなり悩んでます。
私は歳も歳ですので、容姿の劣化は加速を始めているわけで、悩むところです。
1時間半ほど、考え事をしていました。
まだ朝までは少し時間があります。
もう少し寝て、新しい日を迎えようと思います。
まだほかにもやるべきことはあり、とりあえず今できることをやっていくしかないと思いながら、床につこうと思います。
それから2時間半ほど寝まして、少し寝過ごしましたが、また夢を見ていました。
夢の内容は支離滅裂でしたが、医者通いしている夢でして、起きた時に思い出したことがありました。
私は約1年前から身体のとある治療をしていて、一昨日ひとまずその治療が終わったのでした。
その治療があったために、婚活はやめていたことを思い出しました。
喉元過ぎれば熱さを忘れるではありませんが、あの痛みも治療が終わればその治療をしたことすら忘れてしまっていたようです。
悩んでいる場合ではなかった1年前と比べたら、今ははるかにマシです。
治療に費やしたお金と時間を考えれば、少しは暮らしも楽になるはず。
見方を変えれば、現状では身体面ではポジティブな面もあり、仕事だって自分から投げ出さなければ職は失うことのない立場にもあり、最低限の暮らしは保証されています。
ここからどう次のステップに移っていくかは、これはネガティブではなく、ポジティブに考えることだと思い直しました。
さあ、朝です。
やるべきことをこなしていきましょう。
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