スーパーマン マン・オブ・スティール(映画)
ストーリー
地球から遠く離れた惑星クリプトン。クリプトンは地球よりもはるかに科学や文明が発達している。クリプトンでは自然出産をやめて機械に任せて赤ん坊を出産させている。生まれた赤ん坊は役割に合わせて最初からその知識を得る。
ジョー=エル(ラッセル・クロウ)とララ・ロー=ヴァン(アイェレット・ゾラー)の間にカル=エルが生まれた。カル=エルはこの惑星で数百年ぶりの自然出産で生まれた。
クリプトン星は資源を採掘しすぎてエネルギーが枯渇し、爆発する直前まで追い込まれていた。クリプトンの元老院に対して、ジョー=エルはエネルギーの採掘を中止するよう訴えるが、元老院は拒む。
元老院にジョー=エルは新しい惑星へ移住をするためコデックスを渡すことを提案するが、ゾッド将軍(マイケル・シャノン)がクーデターを起こす。ゾッド将軍は長年の友人であるジョー=エルに協力を要請するが、ジョー=エルは拒否して2人の仲は決裂する。
ジョー=エルはゾッド将軍から逃亡し、ジェネシス・チェンバーの中心部にあるコデックスを奪う。
コデックスとはボロボロになったクリプトン人の頭蓋骨だった。コデックスには10億人のクリプトン人の遺伝子が保存されており、クリプトン人を誕生させるために必要なものだった。
ジョー=エルはクリプトンの崩壊が近いことを悟り、コデックスをカル=エルに一体化させると、黄色い太陽が回る若い惑星に送ることを決意した。その惑星で、クリプトン星の文明や文化、クリプトン人を再生させるのがジョー=エルの狙いだった。
ゾッド将軍の目当てはコデックスだったが、コデックスが奪われたと知ると、ジョー=エルを急襲した。
ジョー=エルとララ・ロー=ヴァンはカル=エルにエル家の紋章が刻まれたコマンドキーを渡し、地球に向けて宇宙船のポッドに乗せて発射させる。ジョー=エルは不意をつかれゾッド将軍に殺されてしまう。
ゾッド将軍のクーデターは鎮圧され、ゾッド将軍が率いるクーデター軍は、宇宙の墓場と呼ばれるファントム・ゾーンに300サイクルの追放の刑に処された。
ジョー=エルの危惧したとおりクリプトンは崩壊し、惑星は爆発した。至るところで地面から溶岩が吹き上げ、ララ・ロー=ヴァンを巻き込みながら爆発を続け、やがて惑星が大きく弾け飛び、惑星の爆発によってクリプトンに住んでいた者たちは滅亡した。
クリプトンが滅んだことで、ファントム・ゾーンに追放されたゾッド将軍らは解放される。
33年前、カル=エルを乗せたポッドは、地球に到着した。カンザスのジョナサン・ケント(ケビン・コスナー)とマーサ・ケント(ダイアン・レイン)がカル=エルを見つけ、子どもがいなかったケント夫妻は、カル=エルにクラーク・ケントと名付けて我が子のように育てた。
監督
ザック・スナイダー
脚本
デヴィッド・S・ゴイヤー
出演者
ヘンリー・カヴィル
エイミー・アダムス
マイケル・シャノン
ケビン・コスナー
ダイアン・レイン
ローレンス・フィッシュバーン
アンチュ・トラウェ
アイェレット・ゾラー
クリストファー・メローニ
ラッセル・クロウ
映画『マン・オブ・スティール』本予告編映像
内容としては、父と子がテーマという、とりわけ新しい話ではないし、また必要以上にバトル中に建物が壊れてしまうことには共感出来ない部分がありまして、点数としたら60点くらいかなと思います。
一応合格点です。
私は今回、リターンズとこのマン・オブ・スティールを一気に観たわけですが、この中でアメリカ映画の考え方というのを強く意識しました。
日本の映画だったら、登場人物の感情を探るような場面でも、アメリカ映画の場合は、逆に視聴者にわかりやすい感情を喚起するような作りをしているなと思いまして、これがトランプ氏が大統領選で勝利したことへの理解の助けにもなりました。
そういう点では、観て良かったと思います。
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