サラマンダー (映画)
『サラマンダー』(原題: Reign of Fire)は、2002年に製作されたアメリカとイギリスの共同製作映画です。
概要としては、近未来を舞台に人類とサラマンダーの戦いを描いた怪獣映画です。
監督のロブ・ボウマンは「恐怖に支配されるな!」をテーマとして掲げており、サラマンダーは人間の人生を脅かす漠然とした恐怖や計り知れない悪を象徴していると述べています。
また『インデペンデンス・デイ』のようなスケールの大きい特殊効果を描くことよりも人間ドラマに主眼をおいています。
サラマンダーのデザインはボウマンが自ら2年を費やして手がけています。
胴体はヘビをモデルにしており、翼で滑空することが意識されています。
生きたサラマンダーはCGで描かれているが、死体はリアリティを追求した実物大の造形物が作られました。
廃墟となったロンドンのオープンセットはロンドン大空襲や広島市への原子爆弾投下の被害の様子を参考にしているようです。
ストーリー
西暦2020年、12歳の少年クインはロンドンの地下鉄工事現場で発見された洞窟で、巨大な竜に遭遇。目の前で母親を焼き殺されてしまう。 その竜は「サラマンダー」と名付けられた。科学者たちは、サラマンダーが6500万年前に恐竜を喰らいつくし、獲物が再び地上に満ちるのを待って長い休眠状態に入っていたことなどを突き止めるも、有効な対策は見いだせなかった。 サラマンダーは爆発的な繁殖能力で数を増やし、世界中の約50億人の人々を餌にしていった。大空を自在に飛ぶことができる巨大な翼、上空から昼夜問わず獲物の人間を発見する目、化学最強と言われる核兵器すら通じない強固な鱗、口からは全てを焼き尽くす1200度の炎を放つサラマンダーの群れに、人々は成す術がなかった。人々は荒地に砦を築き上げ、地下に洞窟を掘って隠れ住むしかなかった。
成人したクインはノーザンバーランドにある古い石造りの砦の地下に洞窟を掘り、仲間たちと共にサラマンダーから隠れ住んでいた。 そこへヴァン・ザン率いるアメリカ義勇軍がやって来る。
監督
ロブ・ボウマン
脚本
グレッグ・チャボット
ケヴィン・ペテルカ
マット・グリーンバーグ
キャスト 役名 俳優 日本語吹替
クイン・アバクロンビー クリスチャン・ベール 小山力也
デントン・ヴァン・ザン マシュー・マコノヒー 大塚芳忠
アレックス・ジェンセン イザベラ・スコルプコ 岡寛恵
デイヴ・クリーディ ジェラルド・バトラー 楠大典
ジャレッド・ウィルク スコット・ジェームズ・モウッター 石田彰
エディ・スタックス デヴィッド・ケネディ 松本大
エイジェイ アレクサンダー・シディグ 土田大
バーロー ネッド・デネヒー 牛山茂
少年期のクイン ベン・ソーントン 甲斐田裕子
カレン・アバクロンビー(クインの母) アリス・クリーグ 藤貴子
REIGN OF FIRE -JAPANESE TRAILER HD- サラマンダー予告編
ファンタジー映画なのですが、こういうのはどれだけ自分がその世界に入り込めるかが面白さのポイントになるかと思うのですが、個人的には海外作品ということもあり、あまり没入感はありませんでした。
ただ映像としては、結構怖いものがあり、撮影はとてもうまいなとは思いました。
点数としては50点です。
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