6758 ソニー(株)
前回は9/19に3,320円で買い判断しているソニーですが、これも見事に株価が上昇しましたね!
http://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12201300340.html
気分良く、改めまして、ソニーを見ていきましょう。
ソニー株式会社は、日本の電機メーカーであり、ソニーグループを統括する事業持株会社です。
世界首位のCMOSイメージセンサやゲームなどのエレクトロニクス分野をはじめ、映画・音楽分野にも重点を置くほか、グループ子会社を通じて銀行業・生命保険業・損害保険業・不動産業・放送業・出版業・アニメーション制作事業・介護事業・教育事業なども手がけるコングロマリットです。
かつては化学工業・小売業・パソコン・白物家電なども手がけていました。
今回はその歴史を、創業から1970年代まで見ていきましょう。
創業は、1946年 (昭和21年)、井深大と盛田昭夫により東京通信工業株式会社(とうきょうつうしんこうぎょう、略: 東通工〈とうつうこう〉、英: Tokyo Telecommunications Engineering Corporation)として創業されました。
東通工の設立趣意書には
“ 真面目ナル技術者ノ技能ヲ最高度ニ発揮セシムベキ
自由豁達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設”
と記されていて、創業当初は真空管電圧計の製造・販売を行っていました。
1950年 (昭和25年)には日本初のテープレコーダー(当時はテープコーダーと呼称)を開発し、オランダのフィリップス社のような大企業を目指して輸出に注力する方針を立てました。
東通工は、トランジスタの自社生産に乗り出し、1955年 (昭和30年)、日本初のトランジスタラジオ「TR-55」を発売しました。
また、製品すべてに「SONY」のマークを入れることにしました。
1957年 (昭和32)のトランジスタラジオ「TR-63」は輸出機として大成功をおさめ、1958年 (同33)に東京通信工業株式会社からソニー株式会社に改称し、同年東京証券取引所市場第一部に上場を果たしました。
1960年 (昭和35年)には、米国に現地法人を設置し自ら販売活動を始め、1961年 (同36)には日本企業として初めて株式のADR発行が日本政府から認められました。
また1960年にはスイスに法人を設置してヨーロッパの販売代理店の統括を行うが、1968年にソニーUKを設置したのを皮切りに国ごとに現地法人を設置していきます。
トランジスタの研究開発と応用を進め、1959年 (昭和34年)に世界初の直視型ポータブル・トランジスタテレビを発売するが売れず、1961年 (昭和36年)には世界初のVTR「SV-201」を開発、1967年 (同42)にはトランジスタ電卓を発売しました。
1964年 (昭和39)には世界初の家庭用オールトランジスタVTRを発表し、その一方で放送用音響機器事業からは一度撤退しています。
カラーテレビの開発では出遅れ、良好な画質のカラーテレビを目指して1961年 (昭和36年)にクロマトロンの開発に取り組むが量産に至らず、1967年 (同42)にトリニトロンカラーテレビの開発に成功しました。
1970年代は家庭用VTRの普及をめざし、1970年 (昭和45年)に松下電器産業・日本ビクターなどと共同してビデオカセット規格「U規格」を立ち上げました。
1971年 (昭和46年)に対応製品「Uマチック」を発売するが成功せず、1975年 (同50)に小型化・低価格化を行ったビデオカセット規格「ベータマックス」を発売しました。
ベータマックスは日本ビクターが開発した家庭用VTRビデオカセット規格「VHS」と、家電業界を二分する激しい規格争い(ビデオ戦争)を繰り広げたが、結局1988年 (昭和63年)にソニーがVHS機を並売する形で決着しました。
一方でソニーはCCDを利用したカラーカメラとビデオカセットレコーダーを組み合わせた製品の開発に取り組み、規格統一を図り1985年 (昭和60年)に8ミリビデオとして発表しました。
業務用VTRではテレビ放送局用の「Uマチック」を開発して放送用機材事業に再参入し、放送局のフィルム取材からビデオ取材への移行を促しました。
ベータマックスをベースに開発された1981年の「ベータカム」はENG市場の95%を占めるスタンダードとなり、VTRのデジタル化、コンピュータ化にも取り組み、1980年代後半から対応製品の販売を始めました。
オーディオ製品においては1960年代からフィリップス社のコンパクトカセット規格のテープレコーダーの製造・販売を行っていたが、若者向け製品としてヘッドフォンで音楽を聴く形式の携帯型カセットテーププレイヤー「ウォークマン」を1979年に発売しまし、1995年度に生産累計が1億5000万台に達しました。
日本国立科学博物館に重要科学技術史資料として登録された際には「音楽リスニングを大きく変えた」と評価されています。
2016年9月19日 月曜日 11:45 都内
さて、私の投資判断ですが、時価総額は相変わらず売上高より低いですし、営業利益率も高くはないですが、一応最低限のところは押さえていますので、割安感はまだあります。
しかしながら、チャートがそろそろ天井に近づいてきていまして、それ突き抜ける材料があるかと言われると、疑問ですね。
私の投資判断は今回は見送ります。
複数単元株保有していたら、ここで一部利益確定はありだと思います。
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