信長の野望・創造・PK・プレイレポート・最上家・8(安東愛季の元服)
羽後国の本城・檜山城を手に入れてからの最上家は、着々と勢力拡大をしていた。
その一方で、その傘下に入ったかつての羽後国の支配者だった安東家の一族では、失意の中で生を終える者もあった。
檜山系安東氏の第七代当主・安東舜季は、その生を終えた。
この葬儀には、最上義守も参席したが、その嫡男によって行われた葬儀が思いの外盛大だったことには参列した者がみな驚いた。
安東家は終わらず、そう誰もが思い直した葬儀だった。
義守はその嫡男を取り急ぎ元服させることを思いついたが、その名を翌日には失念した。
関東地方北部の宇都宮城での北条家と宇都宮家の戦いは、関東東部で勢力を拡大しつつあった佐竹家が、宇都宮家の側に立ち参戦した。
天文23年1月、最上家の氏家定直は街道の整備を開始した。
始めは山形城の近辺から始めた。
天文23年1月ごろの勢力図である。
第一位の北条家、第三位の今川家、第六位の武田家の三国同盟が、天下に大きな影響を与えないわけがない。
宇都宮家は佐竹家の援軍を得て、北条家と対峙したが、勢いに乗る北条家の前には歯が立たず、宇都宮城は陥落した。
天文23年2月、宇都宮家は滅亡した。
天文23年3月、安東舜季の子・安東愛季が元服し、最上義守に拝謁した。
最上義守:見事な父の葬儀であったな。皆が感心しておったぞ。
:舜季どのも心置きなく旅立てたであろう。
安東愛季:恐縮至極です。義守様、父舜季の旅立つ先は、羽後の黄泉の国であります。
:なにとぞ、我ら安東家に、引き続き檜山城をお預けください。
天童頼長:こわっぱ、命知らずだな。今日は元服の日だぞ。口を慎め!
氏家定直:頼長殿、先だっては我が息子・守棟と図って、
:殿の許しもなく独鈷城を攻めたようですな。
:小童のやったことを、わしは殿に詫びねばならぬわ
天童頼長:な?!なにを!!!
氏家定直:殿、悲しみに暮れた葬儀だったら、
:我ら最上家への恨み恐れる必要もありましょうが
:そうではなかったような。
:羽後で接する南部家は強敵。安東家の力なくしては戦えませぬ。
:悪い話ではないかと思われます。
最上義守:愛季といったな。わしはこの歳になっても知らぬことばかりだ。
:愛季、裏切るでないぞ。
安東愛季:殿、最上家の期待に我が家は必ず応えます!
:南部家を滅ぼしてみせます!
最上義守:わかった考えておこう。
その日、安東愛季は檜山城主に任命された。
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「宇都宮城」を検索してみましたら、13件の画像がヒットしましたよ。
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