4712 アドアーズ(株)
アドアーズ株式会社は、日本国内においてゲームセンターなどのアミューズメント施設を運営する会社です。
ゲーム施設運営大手で、子会社で建て売り、商業施設の建築設計請負もしています。
Jトラストの非金融拠点です。
概要を見てみましょう。
前身のシグマ社は現金の代わりにメダルを使ってスロットマシンなどを合法的に楽しむメダルゲームという運営形態を発案したことで知られています。
ビデオゲームをただ並べただけのゲーム場が殆どだった当時において、大人をターゲットにした豪華な内装と丁寧な接客を売りにした店舗展開を行い、メダルゲーム運営のパイオニアとしてのブランドイメージを確立していきました。
また、他社への販売を第一目的としない開発部門を有しており、高品質なメダルゲームを自社店舗向けに数多く開発してきました。
製造開発部門は、アルゼ(現・ユニバーサルエンターテインメント)の資本参加をうけた際、アルゼに統合された。2006年にアルゼ社から独立した後は、純粋オペレーターとしてサービス・接客の強化に注力しており、過去の機械による差別化から、ソフトでの差別化路線へシフトしています。
なお、2007年8月3日付の自己株式取得によりアルゼとの資本関係を解消しています。
現在は得意とする首都圏駅前立地を中心に出店攻勢をかけている上、2008年7月には同業オペレーターの事業譲受を実施するなど、アミューズメント業界の中でも積極的な企業として注目されつつある(ただし、この積極性はアルゼ傘下時代のアルゼによる焦土化経営の影響で脆弱となった経営基盤の急速な建て直しのためのものである)。
2008年10月には銀座で賭博性の無い「カジノ」ゲームを提供する店舗を開設しました。
2009年9月にネクストジャパンホールディングスと資本・業務提携を締結し、店舗開発等で協業を行うことにしました。
首都圏にて、JJCLUBのタイム制とアドアーズのゲーム性を取り入れた新しいカラオケ店を出店し、2010年3月末をもって、ネクストジャパンホールディングスが株式比率24.9%を取得し、同社の持分法適用会社となり、2012年にJトラストが親会社となりました。
アルゼによる買収とそれに伴う焦土化経営を受けたゲームメーカーとしては、ゲームメーカーとしての機能は失ったものの唯一破綻することなく離脱する事が出来た会社でもあります。
2012年からは、JトラストグループのKCカードと提携し、新事業である「レンタル!アドアーズ」を3月から開始しました。
前回は5/13に105円で見送りの投資判断をしていますね。
http://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12159869942.html
株価はその後ぐんぐん上がった後、急落をはじめ、現在は元の位置に戻りつつあります。
残念ながら、少し買っておけばよかったかなと反省です。
1万円程度で買える株ですからね(笑)
2016年12月26日 月曜日 15:54 渋谷
投資判断ですが、時価総額は売上高より低く、利益も出ていて、財務も悪くないので、成長性はもはやないかも知れませんが、魅力的な企業です。
気になるのは、安値を更新している点と、信用買い残がまだある点ですが、前述しました通り、1万円程度で買える株ですので、気軽に買うべき銘柄だと思います。
私の投資判断は買いです。
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