「9601 松竹(株)」
前回は12/8に1,215円で見送りの投資判断をしています。
http://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12226652686.html
チャートを長期で右肩上がりになっていますので、若干外したかな?という印象ですが、儲け損ねたかというと、それは言い過ぎだと思います。
今回は歴史をみてみましょう。
1895年 大谷竹次郎が京都阪井座を買収し、その興行主となる(松竹ではこれを創業起源としている)。
1902年 大谷竹次郎が兄・白井松次郎と共に、松竹(まつたけ)合名会社を設立する。
1920年2月 松竹キネマ合名会社を設立。映画製作を開始。
1920年11月 帝国活動写真株式会社を設立する。
1921年 帝国活動写真株式会社を松竹キネマ株式会社と改称し、同時に松竹キネマ合名会社を合併する。
1923年5月17日 大阪松竹座開場。
1925年 現在の丸の内ピカデリーの前身となる『邦楽座』を開場。
1930年3月 東京劇場開場。
1931年 日本で初めての本格的トーキー『マダムと女房』を上映する。
1937年 松竹キネマと松竹興行を統合し、松竹(しょうちく)株式会社を設立する。
1949年 東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所上場。
1950年 札幌証券取引所上場。
1951年 日本初のカラー劇映画『カルメン故郷に帰る』を上映する。
1956年9月15日 東京都中央区築地に本社ビルとなる松竹会館完成。映画館『松竹セントラル』開業。
1984年10月6日 有楽町マリオン9階に丸の内ピカデリーが2館体制となって移転オープン。
1987年10月3日 有楽町マリオン新館5階に丸の内松竹(現:丸の内ピカデリー3)がオープン。
1993年 CS放送局の衛星劇場を開局。
1995年 鎌倉シネマワールドを開業。
1997年 松竹マルチプレックスシアターズによるシネマコンプレックス「MOVIX」展開開始。当時専務の職についていた奥山和由によりシネマジャパネスクプロジェクトが開始。衛星劇場のチャンネル名が同名称に変更される。
1998年1月 奥山融社長と奥山和由専務が取締役会で解任され、松竹から追放となる。シネマジャパネスクプロジェクトが終焉。10月1日に衛星劇場に名称が戻る。12月15日 鎌倉シネマワールドを閉鎖。
1999年 松竹会館の閉鎖・解体に伴い、本社機能を東劇ビル内に移転する。
邦画興行におけるブロック・ブッキング体制を廃止、洋画を含めたフリー・ブッキング興行に移行する。
2000年6月 大船撮影所を閉鎖し敷地を鎌倉女子大学に売却。傍系会社としての京都撮影所は残存するものの、製作開始後78年目にして直営の製作機能を停止した。また、映画製作者連盟に加盟する映画会社で唯一首都圏に撮影所を持たない会社となった。
2008年 名古屋証券取引所上場廃止。
2009年 配給と共同製作を手がけた邦画『おくりびと』が米国アカデミー賞外国語映画賞を受賞。外国語映画賞が独立した部門になり、ノミネート方式になってから日本映画で受賞したのは初めて。
2011年 直営の映画興行部門をシネマコンプレックス運営子会社の松竹マルチプレックスシアターズに譲渡。
2011年 3月 - 京都撮影所を「株式会社松竹撮影所」と改称。大船撮影所の閉鎖以降東京本社に設立されたセクションである「新撮影所準備室」を統合する。
2016年1月20日、コンピレーションアルバム「松竹120周年 映画音楽集」を発売。
映画
松竹映画
主要作品
1930年代
マダムと女房(国産初のトーキー映画)
伊豆の踊子
祇園の姉妹
愛染かつら
残菊物語
1940年代
くもとちゅうりっぷ
桃太郎 海の神兵
そよかぜ(並木路子が歌う主題歌「リンゴの唄」は大ヒットし、終戦直後の日本を象徴する歌になる)
安城家の舞踏会
晩春
1950年代
カルメン故郷に帰る(日本映画初のカラー長編劇映画)
東京物語(1953年)
君の名は(第一部 - 第三部)
夏子の冒険
二十四の瞳
女の園
絵島生島
修禅寺物語
忘れえぬ慕情
喜びも悲しみも幾歳月
大忠臣蔵
挽歌
彼岸花
三羽烏三代記
人間の條件(第一部 - 第六部)
1960年代
笛吹川
青春残酷物語(松竹ヌーベルバーグの先駆けとなる)
秋日和
波の塔
銀嶺の王者
永遠の人
山河あり
もず
ゼロの焦点
スパイ・ゾルゲ / 真珠湾前夜
秋刀魚の味
切腹
秋津温泉
二人で歩いた幾春秋
からみ合い
充たされた生活
乾いた花
あの橋の畔で(4部作)
古都
ローマに咲いた恋
死闘の伝説
香華
白日夢
霧の旗
暖流
おはなはん
紀ノ川
暖春
智恵子抄
惜春
眠れる美女
わが恋わが歌
栄光への5000キロ
ハナ肇主演の「馬鹿」シリーズ
吸血鬼ゴケミドロ
吸血髑髏船
昆虫大戦争
男はつらいよシリーズ( - 1997年まで)
宇宙大怪獣ギララ
小さなスナック
霧にむせぶ夜
釧路の夜
夕月
1970年代
風の慕情
ザ・ドリフターズの「全員集合!!」シリーズ
コント55号主演作シリーズ
愛と死
辻が花
約束
藍より青く
塩狩峠
恋は放課後
ひとつぶの涙
砂の器などの松本清張シリーズ(霧プロダクション提携、 - 1984年まで)
愛と誠
流れの譜 第一部・第二部
あした輝く
八つ墓村
皇帝のいない八月
幸福の黄色いハンカチ
事件
坊っちゃん
恋人岬
雨のめぐり逢い
渚の白い家
1980年代
機動戦士ガンダム(松竹初の長編アニメ映画作品)
超人ロック
伝説巨神イデオン 接触編、発動編
ドキュメント 太陽の牙ダグラム
サブングルグラフィティ
転校生(ATG製作)
蒲田行進曲
キネマの天地
ハチ公物語
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
釣りバカ日誌シリーズ( - 2007年まで)
その男、凶暴につき
1990年代
リメインズ 美しき勇者たち
サイレントメビウスシリーズ(配給のみ担当)
いつかギラギラする日
機動戦士ガンダムF91
花の魔法使いマリーベル フェニックスのかぎ
ソナチネ
REX 恐竜物語
時の輝き
RAMPO
餓狼伝説 -THE MOTION PICTURE-
恐竜大行進(配給のみ担当)
トムとジェリーの大冒険(配給のみ担当)
学校シリーズ( - 2000年まで)
シュート!
SADA〜戯作・阿部定の生涯
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(配給のみ担当)
トイレの花子さん
虹をつかむ男シリーズ
ブラック・ジャック (OVA)#劇場版
うなぎ
A DOG OF FLANDERS
ジャングル大帝#劇場版(1997年)
お墓がない!
新宿少年探偵団
ラブ・レター(→ラブ・レター (小説))
日本沈没1999 ※製作発表されるも中止
MARCO
ホーホケキョ となりの山田くん(配給のみ担当)
御法度
2017年1月11日 水曜日 20:52 都内
さて、投資判断ですけれども、時価総額は売上高の2倍近いです。
確かに利益率は高いのですが、簡単には買いとは言いづらいですね。
だからこそ空売りも入るのでしょうけどね。
今回も見送り判断したいところですが、今回は買いにします。
上昇トレンドのチャート的には押し目ですからね。
私の投資判断は買いです。
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