6502 - (株)東芝
株式会社東芝は、日本の電機メーカーであり、東芝グループの中核企業です。
総合電機大手で、不正会計に続き米国原発事業での巨額損失で経営危機に陥りました。
メモリ事業の売却先を探しています。
概要を見てみましょう。
東芝は製品の製造からサービスに至るまでの間に、多岐に渡る子会社や関連会社を形成しており、東芝グループの中核に位置する巨大企業です。
東芝の事業はテレビや半導体などの他にも、原子炉・重電機・軍事機器・鉄道車両など、重工業分野にも事業展開をしており、大手重電3社(日立製作所、東芝、三菱電機)の一角と呼ばれ、世界的知名度を誇っています。
冷蔵庫・洗濯機・掃除機・電子レンジ・炊飯器など、家電製品の国産化第1号の製品が多く(電子レンジと炊飯器以外は1930年代に開発された)、白物家電の日本におけるパイオニアでありました。
だが、2015年に発覚した粉飾決算事件を契機とし2016年に白物家電事業は一部株の売却によりブランドのみとなり、医療機器事業は売却されました。
電機メーカーとしては、最初に委員会設置会社に移行した企業でもあります(移行した2003年当時は、委員会等設置会社。現在の指名委員会等設置会社)。
委員会設置会社となってからは、会長は代表権を有さない取締役会長となっていたが、2016年6月より代表執行役会長を新設しました。
歴代の社長ら役員は、財界活動に積極的であることも知られています。
石坂泰三(第4代社長)と土光敏夫(第6代社長)が経済団体連合会会長に就任し、岡村正(第14代社長)が日本商工会議所会頭に就任するなど、財界四団体のトップを輩出しています。
そのほか、西室泰三(第13代社長)は日本経済団体連合会のナンバー2である評議員会議長に就任し、佐々木則夫(第16代社長)が現役社長の頃から内閣府経済財政諮問会議議員に就任するなど、日本の政財界に強い影響力を及ぼしています。
特に石坂泰三は「財界総理」との異名を持つほどの影響力を誇り、東芝が財界で重きをなす礎を築きました。
ブランドタグラインは「TOSHIBA Leading Innovation>>>」(2006年10月2日制定)です。
東芝は、三井グループの構成企業であり、二木会(三井グループ傘下各社の社長会)・月曜会(三井グループ各社の役員間の相互親睦と情報交換を目的とする会合)・三井業際研究所・綱町三井倶楽部に加盟しています。
ちなみに前回は5/21に229.4円で買い判断しています。
http://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12162504893.html
当然、正解の結果を私は残しています。
東芝・綱川智社長記者会見 業績の見通しについて
動画の方は若干長いので、資料のリンクも張っておきます。
5月15日 2016年度 通期業績見通しに関するお知らせ
http://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/news/20170515_1.pdf
東芝を全力で守ろうという意志を感じますね。
半導体が2兆円で売れるという事ですから、破たんはなさそうです。
上場廃止が目下最大のリスクですが、個人的にはこれまでの貢献からないと思っていますが、たとえあったとしても、東芝なら保有を続けてもいいなと思います。
で、投資判断ですが、時価総額は売上高の1/5ですね。
原発がなくなり、半導体をたとえ失ったとしても、まだ割安感は残ります。
信用倍率は1倍近くですが、どちらも多額の金額が張られていますので、こういう時は、案外値は動かないものです。
しかし注目すべき点は、出来高の山が出来つつある点です。
間違いなく今後どちらかに動くと思います。
私の投資判断は買いです。
上場廃止のリスクがなければ、おすすめ銘柄にしたいくらいです。
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