6301 コマツ
前回は10/11に2,379.5円買い判断していますね。
http://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12208468022.html
またしても大正解をしていますし、そろそろ天才投資家を名乗った方が良いのでしょうか?
今回は、まずコマツの国際企業としての側面を見ていきましょう。
グローバル化にいち早く手を付けた企業としても知られ、自動車メーカーより早い1950年代頃から海外への輸出や海外工場の展開を進めていました。
1960年頃、キャタピラー社の日本進出に伴いマルA対策と呼ばれる品質向上活動が行われました。
この結果、飛躍的に製品の品質が向上し、これを一つの契機として世界進出が本格的に開始されました。
現在ではアメリカ、ヨーロッパ、アジア、中国、ブラジルなどに50近い生産拠点があります。
次に70周年について見ておきましょう。
創立70周年にあたった1991年5月、社名表示と呼称がコマツになってからは新事業を続々展開、CIの導入と新たな経営戦略で立ち向かいました。
2003年1月、石川県出身と父・松井昌雄が以前勤めていたという縁から、プロ野球選手の松井秀喜とCMなどでライセンス契約しました。
ニッポン放送で日本のプロ野球シーズン中に放送されるラジオのMLBミニ情報番組「コマツ・メジャーショウアップ」を提供することとなりました。
(それ以前にも1996年頃よりマイク・ピアッツァ選手と契約を結んで宣伝活動を行なっていたことがある)
また、70周年を記念して始められた女子柔道部の活動にも力を入れています。
所属選手の谷本歩実が、2004年アテネ五輪、2008年北京五輪の2大会連続で金メダルを獲得しました。
(谷本選手は、2大会連続のオール一本勝ちである)
企業イメージについて見ていきましょう。
堅実な経営で比較的財務体質の良い会社として知られ、投資家やエコノミストからの評価は高いです。
好悪含めて新聞雑誌の経済欄を飾ることも多く、斜陽産業などと言われた時期もあったが、建機業界が活況を帯びていることもあって、最近では成長企業として見られています。
日本のものつくりを代表する企業の一つでもあります。
建設機械にとって最も重要なエンジン、トランスミッション、油圧機器、アクスル、コントローラー等の電子制御部品を全て自社開発・生産しています。
2008年5月には、市販ベースの建設機械で世界初となるハイブリッド油圧ショベル「PC200-8ハイブリッド」を発表しました。
IR活動や企業統治にも比較的力を入れています。
石川県では地元に縁のある企業としては別格の存在で、特に小松市はコマツの企業城下町となっています。
また、一般の人や子供たちが建設機械に対して親しみを持ってもらえるよう、2010年に閉鎖した小松工場跡地の「こまつの杜」内に「わくわくコマツ館」を開設し、旧本社社屋を復元した建物の1階は、建設機械や産業機械の展示・体験コーナー、建設機械のジオラマや3Dシアターなどとなっており、2階では、理科教室などのイベントが行われています。
同じく小松市内にある粟津工場の開放日は家族連れに人気のイベントとなっています。
また、静岡県にあるテクノセンタで年に2回見学会を開催したり、子供向けウェブサイト「ケンケンキッキ」を公開するなどのコミュニケーション活動も展開しています。
コマツ 会社紹介『KOMATSU TODAY』
投資判断ですけれども、株価は前回と比べて上がりまして、時価総額は売上高の約1.5倍弱で、営業利益率は10%弱といったところです。
チャートは中期で下落トレンドに入りかけていまして、気になるのが、信用買いが増えているところです。
私の投資判断は今回は見送りとさせていただきます。
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