1878 - 大東建託(株)
大東建託株式会社は、東京都港区に本社を置く建設会社です。
北は旭川から南は沖縄までの47都道府県で220支店(2015年4月1日現在)を展開します。
節税対策で賃貸住宅事業を地主に提案し、賃貸仲介、管理、家賃保証までの一貫サービスに強みがあります。
概要をみてみましょう。
東証1部・名証1部上場企業です。
賃貸住宅の管理戸数では業界トップ、供給ベースでも業界第2位の大手です。
主に自社が建築した賃貸住宅の居室をアパート経営のオーナーから借り上げて、入居者募集(不動産仲介)や建物管理を引受け、その物件から得られる一定収益をオーナーへ支払う「賃貸経営受託システム」(いわゆる収益保証型のサブリース)を全面に押し出しています。
賃貸住宅の提案から施工・客付け・建物管理(子会社の大東建物管理株式会社が担当)までシームレスに行っています。
2007年(平成19年)末より、個人資産管理会社を含めて発行済み株式の約3割を保有する創業者の多田勝美会長が株式を売却し、経営から身を引くことを表明し、全株式を取得して非公開化(マネジメント・バイアウト)も含めた複数の投資ファンドへの売却交渉を行っているとの報道がなされていたが、2008年(平成20年)10月3日、株式相場の大幅下落等のため投資ファンドが資金調達ができなくなり売却中止を発表しました。
2011年(平成23年)3月24日に多田会長の個人資産管理会社ダイショウが、保有する全株式(議決権比率31.96%)を自己株式の公開買付けに応募し売却して、筆頭株主から外れ、なおこの自己株式は同月に消却されています。
2016年11月よりサッカー日本代表サポーティングカンパニーです。
大東建託 生きることは、託すこと。「東京へ篇」
MBOさせずに、創業者の株を買い取り償却してしまうとか、上場企業の鑑だと思います。
投資判断ですけれども、時価総額は売上高よりも若干低いのですが、営業利益率は9%ほどあります。
チャートが底値からひたすら右肩上がりに上昇して、3倍以上に値上がりしているせいか、空売りが多いです。
しかしそれでもまだ割安さは隠しようがないと思います。
私の投資判断は買い、おすすめ銘柄です。
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