9735 - セコム(株)
前回は、1/10に8,682円で見送りの投資判断をしています。
http://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12236637577.html
正解でしょ。
私についてくれば、ま、株では儲かると思います。
今回は概要の続きを見ていきましょう。
セコムと新興他社のホームセキュリティー契約を比較すると、セコムは拠点(DP)の数が日本一だが、警備員一人あたりの受け持つ施設数も800〜1500物件と、他社とは群を抜いて日本一です。
さらに警備員の担当業務も警報対処の他、駐車場やATM障害対応等多岐に渡ります(詳細は後述)。
従って異常警報受信時、担当警備員が他の対処等している可能性が高いです。
他の対処等なければ、契約先への緊急対処到着時間は圧倒的に早い場合もあるが、対処中の場合は極端に遅くなる場合もあります(都道府県公安委員会規則においては、概ね警報等の受信より25分以内に警備員が到着できれば良いとなっており、契約上の所要時間は、対象物件がどんなに拠点より近くとも、25分となる)。
対して新興他社は、警備員1人辺りの受け持つ物件数は100件〜200件程度のところが多いので、異常警報受信時における他対処率は低く、スムーズに現場に急行できる可能性が高いです。
従って、拠点の数が多くとも、緊急対処が早いとは一概には言えません。
緊急対処とは拠点で待機する警備員が異常発生現場へ駆けつけることを指し、セコムの場合、日本国内約200万件の警備契約対象物件に加え、駐車場、ATM等の障害、レクサス等車両検索対応等、膨大な障害対応物件数を2830箇所の緊急対処要員待機拠点で対応しています。
KDDI前身の一つ、第二電電(DDI、現・KDDI)の立ち上げに関与していることから、ココセコムはKDDIおよび沖縄セルラー電話の各auのネットワーク(CDMA2000 1xRTT)を使用しています。
成田国際空港のターミナルセキュリティを始めとする国内主要企業や施設などに常駐警備員または機械警備による警備業務を提供し、コンビニATMや銀行ATM等においても運営・管理の一部を担っています。
警備・防犯機器等の研究開発等も積極に行なわれ、天井走行型巡回装置や、貴重品輸送ガードロボット、介護補助ロボット、屋外巡回監視ロボット、貴重品取扱店向け防犯煙幕発生装置、厨房ダクト設置型自動消火システム、据え置き型強化液消火器、インターネット用電子認証等があります。
プロジェクトX セコム 勝負の警備システム作動せよ
途中音が消えますが、すぐに戻ります。
面白い動画です。
見入ってしまいました。
投資判断ですけれども、時価総額は売上高の2倍です。
営業利益率は10%を超えます。
妥当な株価だと思います。
チャートは歴史的な高値圏で、信用倍率は1倍以下になりました。
しかしこのくらいの規模では、上値を目指す力があると思えません。
私の投資判断は、今回も見送ります。
0コメント