4188 (株)三菱ケミカルホールディングス
株式会社三菱ケミカルホールディングスは、東京都千代田区に本社を置く日本の持株会社で、東証一部上場企業です。
総合化学首位で、化学・レイヨン・樹脂が合併した三菱ケミカルが中核です。
田辺三菱製薬、大陽日酸は子会社です。
概要を見てみましょう。
三菱グループの化学系メーカーである三菱化学と、その子会社で医薬品メーカーの三菱ウェルファーマ(当時)の共同持ち株会社として、株式移転により2005年10月3日設立しました。
コーポレートスローガンは「Good Chemistry for Tomorrow」です。
日本最大の総合化学企業にして、ダウケミカル・BASF・デュポン・バイエルなどの大手に続きます。
2017年の世界の化学業界の業績「グローバルトップ50」では、263億4200万ドルで11位(田辺三菱製薬を除く)です。
2007年10月1日には三菱ウェルファーマが田辺製薬株式会社と合併して田辺三菱製薬となったが、存続会社を旧・田辺製薬として東証・大証への上場を維持したため、完全子会社でなくなりました。
また株式公開買付けにより、2010年(平成22年)4月1日には三菱レイヨン株式会社を、2014年(平成26年)11月12日には大陽日酸をそれぞれ子会社化し、傘下におさめました。
2025年のビジョンとして、「"Good Chemistry"を基盤として"KAITEKI"を実現する企業を目指す」と掲げます。
営業利益やROAなどの基礎的経営指標のほかに、MOS指標と呼ばれるSustainability(Green)、Health、Comfortにより、総合的な企業価値を定量化します。
三菱金曜会及び三菱広報委員会の会員企業です。
小林喜光 三菱ケミカルホールディングス取締役社長 「成長戦略には何が必要か 現場からの視点」9 2014.8.5
社長は現在、越智仁 氏に変わっています。
投資判断ですが、時価総額は売上高の半分以下で、営業利益率は8%ほどあります。
財務はそれほど強くありませんが、昔からある企業ですから含み資産はあると考えると、ビジネスの手堅さも考慮すると、心配はいらないと考えます。
チャートは歴史的高値圏にあり、信用倍率は2倍と若干高めです。
10万円で買える株ですので、あまり難しく考える必要はないでしょう。
私の投資判断は買いです。
0コメント