5332 - TOTO(株)

TOTO株式会社(トートー)は、衛生陶器・住宅設備機器を製造するメーカーで森村グループの一員です。

本社は福岡県北九州市小倉北区中島二丁目1番1号にあります。

TOTOとは創業時の社名「東洋陶器(とうようとうき。Toyo Toki)」の略です(旧社名の東陶機器(とうとうきき)の「東陶」(とうとう)も創業当初の社名から由来)。

衛生陶器シェア6割で、リフォーム向けに重点、YKKAP、大建工業と提携もし、海外積極展開しています。


概要を見てみましょう。

日本では、トイレ、洗面器などの衛生陶器で約6割のシェアがあり第1位です。

ユニットバスはTOTOが最初に発売したものです。

技術面では、ウォシュレットのほかにも、便器の汚れを効果的に落とす「トルネード洗浄」、防汚技術の「セフィオンテクト」、お湯がさめにくい「魔法びん浴槽」など意欲的に取り組み、各賞受賞商品も数多いです。

バリアフリーやユニバーサルデザインについての意識は国内企業の中でも高く、様々な商品を投入するとともに、ウェブサイト上でも広く展開をしています。

また、障害者雇用のために、北九州市などと共同で第三セクターの子会社(特例子会社)サンアクアトートーを設立して、社会進出の手助けも行っています。

リモデル事業にも取り組み、この分野では大建工業、YKK APの両社と提携しており、3社共同のショールームもあります。

ライバルであるINAXがトステムと経営統合して住生活グループとなったこと(現在はLIXILグループおよびLIXIL、INAXはその1ブランドとなった)に対抗したものです。

主な市場は日本です。

そして米国、中国です。

日本は官製不況(2007年後期の建築基準法改正に端を発した、住宅・マンションの着工件数の激減と、年金記録問題により老後への不安が増加したことによるリフォーム件数の減少)により販売状況が思わしくないことから、アジア、欧州への販売を強化しています。

ショールームは全国に104箇所(2012年12月現在)あります。

出版部門も持っており、建築関連の書籍を多数発行している(INAXも同様の事業を(現在のLIXIL出版にて)行っている。)他、少数だが水回りのネタを扱った漫画も発行していました(内容は現場作業者向けのマニュアルに近い)。

東京・青山には「ギャラリー・間」、東京・大阪・福岡にはTOTOテクニカルセンターがあります(予約制)。


主な動き

アジア - 2007年4月、シンガポールにTOTO Asia Oceania Pte.Ltd.を設立。

欧州 - 2008年4月、TOTO Europe GmbH.を設立。

設立にあわせ、PagetteへM&Aを実施。

TOTO(株) コーポレートレポート 2014


投資判断ですが、時価総額は売上高の8割で、営業利益率は8%です。

財務も強固で割安感があります。

信用倍率は1倍を少し超えるくらいで推移しているようです。

チャートはここ数年はボックス相場で、長期見ると歴史的高値圏にありますが、割高感はありません。

私の投資判断は買いです。

株式投資家の暮らしと夢

初めまして、kurasitoyumeと申します。 wiki等の情報を参考に、企業情報を確認して、その銘柄の投資判断くだす記事をメインに書いてます。 サブ記事でポケモンGOレポートを書いています。

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