アウトレイジ (2010年の映画)
『アウトレイジ』(Outrage) は、2010年6月12日に公開された日本映画。北野武の15本目の監督作品。
キャッチコピーは「全員悪人」「下剋上、生き残りゲーム」。
過激なバイオレンスシーンや拷問シーンが数多く含まれるため、映倫でR15+指定を受けた。
あらすじ
関東一円を支配する巨大暴力団・山王会の関内会長は、傘下の池元組が麻薬を扱う村瀬組と兄弟杯を交わして親密になっていることを快く思っていなかった。そこで関内は右腕・加藤と共にこの2つの組を仲違いさせようと企て、池元に対して「村瀬を締めろ(軽い制裁を与えろ)」と無茶な命令をする。兄弟分の村瀬相手に事を荒立てたくない池元は、配下の大友組に村瀬組を締めることを命令する。
監督
北野武
脚本
北野武
製作
森昌行
吉田喜多男
製作総指揮
北野武
出演者
ビートたけし
椎名桔平
加瀬亮
三浦友和
國村隼
杉本哲太
塚本高史
中野英雄
石橋蓮司
小日向文世
北村総一朗
OUTRAGE アウトレイジ - Trailer 1
北野監督によると、「どうやって人を殺そうかというプロセスを先に考え出し、それに対しストーリーを後付けした」と語っていたようです。
何作も作っていると、ネタ切れになりますので、そういうのもありなのかなとは思います。
他の人の評価はともかくとして、映画としてみた面白さは、そこそこありました。
ただ表現される感情が「ぶっ殺す」ばかりであるよりは、喜びや悲しみや安らぎを混ぜた方が、より怒りや恐怖が映えるのではないかと思いました。
点数にして85点です。
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