ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(ハリー・ポッターとアズカバンのしゅうじん、原題: Harry Potter and the Prisoner of Azkaban)は、J・K・ローリングが1999年に発表した、小説『ハリー・ポッター』シリーズの第3巻である。
2004年に映画化されている。
前2作を監督したクリス・コロンバスの降板により新たな監督候補として、1作目の候補にも挙がっていたスティーヴン・スピルバーグ、ホラー・ファンタジー映画に実績のあるメキシコ人監督ギレルモ・デル・トロらの名が挙がるが、最終的にメキシコ人監督アルフォンソ・キュアロンが監督を務めた。前作よりシャープで大人向けな演出になったと評価されたが、キュアロンは人気監督となったため、本作限りで降板してしまう。 またキュアロンは完成版にも登場する「干し首」など多くのオリジナルアイディアを提案したが、その大部分を原作者ローリングによって却下されたと語っている。
アカデミー視覚効果賞にノミネートされた。本作ではステディカムによる撮影が多々見受けられた。なお本作以降、音声仕様がドルビーデジタルサラウンドEXではなく通常のドルビーデジタルになった。
2002年にリチャード・ハリスが急死したことにより、クリストファー・リー、イアン・マッケラン、ピーター・オトゥール、リチャード・アッテンボローら多数の英国人俳優がアルバス・ダンブルドア役の代役候補に挙がり、最終的に本作以降マイケル・ガンボンが演じる事となった。 また本作はシリーズ中ジョン・ウィリアムズがスコアを担当した最後の作品となったが、彼の作曲によるメインテーマはその後も別の作曲家の手でアレンジが加えられて使用されている。
あらすじ
夏休み、ダーズリー家に意地悪なマージおばさんがやって来る。ホグワーツ魔法魔術学校から帰省していたハリーは、マージの嫌がらせに耐え切れなくなり、マージに魔法を使ってダーズリー家を飛び出した。その直後、ハリーは暗闇の中に大きな黒い犬を目撃する。
どこにも行くあてのないハリーは、偶然現れた夜の騎士バスに乗り込み、ダイアゴン横丁へ向かった。そしてパブ「漏れ鍋」に到着したハリーの前に、魔法大臣コーネリウス・ファッジが姿を現した。未成年の魔法使いは、休暇中の魔法の使用を禁じられている為、退学を覚悟したハリーだったが、ファッジはその件には触れず、新学期が始まるまで「漏れ鍋」に泊まること、外出はダイアゴン横丁のみにすることをハリーに約束させる。
夏休み最終日、ハリーはウィーズリー一家やハーマイオニー・グレンジャーと再会する。その夜、「漏れ鍋」でウィーズリー夫妻の会話を聞いたハリーは、アズカバンを脱獄したシリウス・ブラックが、自分の命を狙っていることを知る。ブラックはヴォルデモートの部下で、ハリーの両親を裏切ってその居場所を主君に教え、2人を死に追いやったとされる人物である。
スタッフ
プロデューサー:デイビッド・ヘイマン、クリス・コロンバス、マーク・ラドクリフ
監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:スティーブ・クローブス
視覚効果:ILM、ムービング・ピクチャー・カンパニー、フレームストアCFC、シネサイト、ダブルネガティブ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
キャスト
役名 俳優 日本語吹替
ハリー・ポッター ダニエル・ラドクリフ 小野賢章
ロン・ウィーズリー ルパート・グリント 常盤祐貴
ハーマイオニー・グレンジャー エマ・ワトソン 須藤祐実
シリウス・ブラック ゲイリー・オールドマン 辻親八
リーマス・ルーピン デイビッド・シューリス 郷田ほづみ
ピーター・ペティグリュー ティモシー・スポール 茶風林
アルバス・ダンブルドア マイケル・ガンボン 永井一郎
セブルス・スネイプ アラン・リックマン 土師孝也
ミネルバ・マクゴナガル マギー・スミス 谷育子
ルビウス・ハグリッド ロビー・コルトレーン 斎藤志郎
シビル・トレローニー エマ・トンプソン 幸田直子
アーガス・フィルチ デイビッド・ブラッドリー 青野武
ドラコ・マルフォイ トム・フェルトン 三枝享祐
ネビル・ロングボトム マシュー・ルイス 上野容
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 予告編
長らくこの3作目の放映がなかったこともあり、とても楽しみにしてました。
内容としては、正直あまり面白くありませんでしたが、ハーマイオニー・グレンジャーのエマ・ワトソンが少し女性を感じさせる部分が出てきたのは、とても喜ばしいことでした。
点数にして75点ですが、もちろん4作目も見るつもりです!
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