アイガー・サンクション(映画)
『アイガー・サンクション』(The Eiger Sanction)は、1975年に公開されたアメリカ合衆国の映画。トレヴェニアンの同名の小説を原作にしてクリント・イーストウッドが監督、主演を務めた。山を舞台としたスパイ映画で、数多くの登山シーンがある。
あらすじ
大学の美術教授ヘムロックは、かつて諜報機関で数多くの暗殺を手掛けた凄腕の殺し屋だったが、殺しに嫌気が差し引退していた。ある日、ヘムロックの元に諜報員のポープから連絡が届き、諜報機関のトップ・ドラゴンに呼び出される。ドラゴンは、「諜報員が殺され極秘情報が盗まれたため、犯人の二人の男を始末して欲しい」と依頼するが、ヘムロックは依頼を断ろうとする。しかし、「闇ルートから買い入れた美術品の情報を税務署に知らせる」と脅されたため、ヘムロックは2万ドルの報酬と引き換えに犯人一人の暗殺を引き受け、チューリッヒに向かい犯人を暗殺する。任務を終えたヘムロックは帰国しようとするが、女エージェントのジェマイマに2万ドルと美術品の合法性を示す文書を奪われてしまう。
監督
クリント・イーストウッド
脚本
ハル・ドレズナー
ウォーレン・B・マーフィ
ロッド・ウィテカー
原作
トレヴェニアン
キャスト[編集]
※括弧内は日本語吹き替え(日本語版初回放送:1978年11月10日・フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』=BD収録)
ジョナサン・ヘムロック - クリント・イーストウッド(山田康雄)
元凄腕の殺し屋。現在は真っ当な職に就いたが、裏世界から商品を仕入れるなど、足は洗いきれていない。生徒たちからは授業が退屈だと思われており、就業ベルが鳴ったさいには一同となって生徒に喜ばれていた。ベン・ボウマン - ジョージ・ケネディ(若山弦蔵)
ジェマイマ・ブラウン - ヴォネッタ・マッギー(上田みゆき)
ドラゴンの手下として働く女諜報員。任務として接近したヘムロックに徐々に惹かれて行く。マイルズ・メロー - ジャック・キャシディ(小林恭治)
アンナ・モンテーニュ夫人 - ハイディ・ブルール(芝田清子)
ドラゴン - セイヤー・デイヴィッド(矢田稔)
カール・フレイタッグ - ライナー・ショーン(富山敬)
アンドレ・マイヤー - マイケル・グリム(納谷六朗)
ジャン=ポール・モンテーニュ - ジャン=ピエール・ベルナルド(村越伊知郎)
ジョージ - ブレンダ・ヴィーナス
ポープ - グレゴリー・ウォルコット(富田耕生)
その他
本作は元々ポール・ニューマン主演で企画されていた。
イーストウッドはドン・シーゲルに監督を要請したが、断られたので自ら監督することになった[2]。
CGやスタントを使わず、イーストウッドがすべて実際に登山している。
The Eiger Sanction 1975 Trailer
想定外に面白かったです。
本物の映像だからでしょうか。
登山のシーンはとても楽しめました。
殺しは必要だったのかな?と思うくらいの出来でした。
点数にして80点です。
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