8219 青山商事(株)
今回は洋服の青山、とてもコメントし甲斐のある銘柄です。
今となっては老舗の貫禄すら感じるたたずまいの写真です。
5/15 15:15 北千住駅側
団塊の世代が退職して、一時スーツ需要は激減するイメージが、私の中でありました。
洋服の青山は店舗閉鎖や業態変更をずいぶんとされているイメージがありまして、生きるのか死ぬのか、そういう状態の企業であると、ついこの記事を書くまで考えていたのですが、調べてみて、びっくりしましたね。
高利益率の優良企業に変わってました。
株価は2011年までは1000円を少し越えるくらいの、いわゆる財産価値すら認められない低迷株でありましたが、現在はその約4倍近い株価になり、時価総額は売上高の2倍になってます。
それでもPBRが1倍近辺ですので、まだ買えないわけではない。
そうなってくると、この企業はまだ伸びるのか?という、根本的な問いかけをしないと、投資判断は出来ないなと思いまして、考えてみたわけですが、私は伸びる余地ありと考えます。
ファーストリテイリングやしまむらの事業規模を考えると、まだ伸びきった感じはしませんね。
もちろん紳士服の青山が、再び大量出店出来るビジネスだと思いませんが、この企業はビジネスの多角化に成功した企業ですから、じわじわ成長は続けるように思うのです。
ただチャートで言いますと、いわゆる売りぬけが始まっているように見受けられます。
配当利回りは高いので、分散投資先の一つとして、ここはありのようにも感じますが、私個人の投資判断としては、今回は見送りです。
投資すべき銘柄、割安な銘柄は他にもたくさんあります。
たとえ売り抜け目的で更なる株価上昇が起ころうとも、私はお見送りした自分を責めたりは致しません。
0コメント