7453 (株)良品計画
成長企業はどこまで成長するのか、これは株式投資をする時に、必ず考えねばならぬ問題であります。
今を時めく成長企業は、概して株価が高いので、その高さがまだ割安なのか、それとも成長の完了形に達してしまっているのかを、考えなければいけないのです。
この良品計画は、今を時めく無印良品です。
割安なのか割高なのか、考えてみましょう。
2016年6月4日 土曜日 15:54 新宿
この良品計画ですが、時価総額が売上高の2倍に達しているんですよ。
営業利益率1割と、10%を超える売り上げ増加率と比較して、それが割安なのかどうかなのです。
まずここで最初に考えるべきことは、国内の市場規模には限度があるということです。
私は売上高と時価総額が同等辺りまでは、買えるかなと考えてますので(営業利益率1割得られる商品・サービスなら、最終利益がPER20倍を下回るため)、現在の時価総額約7500億円に、将来的に売り上げが達するかどうかをまず考えます。
私は正直言いまして、国内的にはそこが限度かなと考えます。
しかしながら、この店舗に入って思ったのですが、このビジネスは海外でも通用かも知れないなということであります。
ただインカムゲインを見ますと、配当利回りが1%ですからね。
下げ始めたらきついですよね。
売上2倍に達するのに5~7年と考えると、それまでに株価暴落の危機がないのかと言われると、東京五輪を挟みますからね、微妙ですね。
私の投資判断は見送りです。
単元株投資が250万ほどしますから、悩むときは行わないという、投資の基本に立ち返ります。
0コメント