7733 オリンパス(株)
オリンパス株式会社は、日本の光学機器・電子機器メーカーです。
本社は東京都新宿区西新宿に所在し、シェア7割の消化器内視鏡が柱で、デジカメも展開しています。
損失隠しで一時経営混乱し、現在はソニーが大株主です。
概要を見ると、医療事業・科学事業・映像事業の3つの分野で、内視鏡、顕微鏡、デジタルカメラ、小型録音機などの光学機器、電子機器を製造・販売しています。
事業分野別にみたオリンパスグループの売上比率は、医療が73.0%、科学が13.6%、映像が11.0%など(2015年3月期)で、内視鏡分野では世界シェア75%程度を占めるなど、医療用の光学機器や顕微鏡分野では世界最大手となっています。
カメラ部門ではニコン、キヤノンに次ぐ事業規模、ICレコーダーは日本国外で70%以上、日本国内でも50%近い高いシェアを占めています。
オリンパスの社名は、ギリシャ神話で神々が住む山とされるオリンポス山にちなみ、これは創業時の社名である「高千穂製作所」の由来である高千穂峰が、日本神話において神々が集う山とされているためで、顕微鏡などのブランドネームに使用したことに由来しています。
コーポレートスローガンは「Your Vision, Our Future.」です。
最大の事業分野である医療事業では、1950年(昭和25年)、胃カメラの試作1号機の製品化に初めて成功しました。
オリンパスの医療事業は、2004年(平成16年)に分社化されたオリンパスメディカルシステムズを中心とする医療事業グループ各社に大部分が移管されていたが、2015年(平成27年)にオリンパスメディカルシステムズの主要事業を会社分割によりオリンパス本体に戻し、再び集約しています。
2011年に、過去十数年にわたる巨額の損失隠しが発覚し、日本における企業統治(コーポレート・ガバナンス)の不備についての問題も含めて世界中で大々的に報道されました。
2016年8月26日 金曜日 18:04 都内
ここ数日利益率の高い企業が続いていますので、企業規模と時価総額の水準が、今までの投資判断とはズレてきている部分がありますが、私はやはり基本はどんなに利益率が高くても、企業規模を大きく超える時価総額銘柄は、買いたくないと思います。
万が一その利益創出の仕組みが壊れたら、失う時価総額は大きいですからね。
このオリンパスはPER、PBRでみても若干割高感があります。
私の投資判断は、今回は見送りです。
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