3086 J.フロント リテイリング(株)
J.フロント リテイリング株式会社は、「大丸松坂屋百貨店」やファッションビルの「パルコ」などを傘下に持つ持株会社です。
百貨店の大丸と松坂屋が統合しています。
建て替え中の心斎橋店本館は19年秋に再開業です。
概要を見てみますと、百貨店業界は人口減少や流通業界の変革のあおりを受け売り上げの減少に苦しみ、経営の効率化が求められていました。
そうした中でともに老舗として知名度があった大丸と松坂屋もこの波から逃れることができなくなり、生き残りをかけた模索を続けてきました。
両社はともに老舗であること、地域競合が少ないことなどから経営統合した場合メリットがデメリットを上回ると判断し、2007年3月に統合で合意し、同年9月3日に同社が発足しました。
経営統合時点の同グループのキャッチコピーは、「翔びたい想い(大丸のイメージキャラクターの孔雀)と、咲きたいこころ(松坂屋のイメージフラワーのカトレア)をひとつに。」です。
大丸が大阪を、松坂屋が名古屋を、それぞれ地盤としているため、どこに持株会社の本拠を置くか、また統合後の百貨店運営形態をどうするかに注目が集まったが、持株会社は知名度などを考慮し、登記上の本店は、松坂屋の銀座店に置く代わりに(後に同社の本社事務所は、大丸東京店近くの八重洲に設けられた)、経営の主導権は大丸側が握ること、また仕入れ・物流など共通化できる部分は共通化していくが、販売部門では従来通りとし、それぞれの独自性を維持することで落ち着きました。
2010年3月1日には同社傘下の百貨店事業会社が合併し(旧松坂屋を存続会社として、旧大丸を合併)、新しい百貨店事業会社「株式会社大丸松坂屋百貨店」が発足しました。
2016年9月13日 火曜日 14:11 都内
投資判断ですけれども、時価総額は売上高の半分以下ですが、営業利益率は4%程あり、まずまず割安感はありますね。
戻りの上昇にやれやれ売りの押しが入っていますが、空売りもあり、再上昇はほぼ間違いないと思います。
私の投資判断は買いです。
売っているものが高額ですから、優待がたったの10%割引でも、効果は絶大になることにも忘れてはいけません。
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