6753 シャープ(株)
シャープ株式会社(SHARP、英: Sharp Corporation、中: 夏普電器有限公司[* 1])は、日本・大阪府堺市に拠点を置く電機メーカーです。
16年8月、台湾・鴻海精密工業による買収に合意したため、外資系企業傘下となりました。
電機大手で、液晶パネル、白モノ家電、スマホ等展開しています。
その歴史を見てみると、
1912年 - 早川徳次が東京で創業しました。
徳尾錠というベルトのバックルの発明が始まりです。
1915年 - 金属製繰出鉛筆(早川式繰出鉛筆)を発明しました。
販売開始後、商品名をエバー・レディ・シャープ・ペンシルに変え、アメリカで爆発的にヒットし、現在の社名はこれに由来します。
1923年 - 関東大震災によりシャープペンシル工場を焼失し、早川は家族もすべて失い、大阪へ移り再起を図ったそうです。
1925年 - 鉱石ラジオをシャープの名前で発売し、戦前の主力商品となりました。
戦後、総合家電では松下電器産業やソニーが台頭し、営業・販売力においてこの2社に圧倒的な差を付けられていた上、シャープ製のテレビ(ブラウン管はアメリカ等海外製)が突然発火して大火事になった事件などもあり、低迷の時代が続きました。
1962年 - 日本の家電企業で初めて電子レンジを発売(当初は業務用)、1966年には世界初のターンテーブル方式の電子レンジを開発しました。
1963年 - 太陽電池の量産を開始、太陽電池は現在でもシェアは世界2位です。
なお、一般の電池(乾電池、二次電池など)は生産していません。
1964年 - オールトランジスタダイオードによる電子式卓上計算機(世界初)を開発しました。
その後のカシオなどとの電卓戦争の中で、表示部品としての液晶技術の開発を始め、1973年、液晶を表示装置に使ったCMOS化電卓(世界初)を開発し、この経験が「液晶のシャープ」と呼ばれる現在につながっている。
1970年1月1日 - 現社名に変更しました。
なお、早川電機時代のシンボルマーク(楕円形にSharp)は現在でも正式な社章となっています。
以下 wiki情報で、私は真偽はわかりません。
1970年頃にサムスンは商社から電器産業に進出したが半導体の開発で行き詰まっていた当時、日韓定期閣僚会議が始まって日韓提携の気運がありました。
NECの小林宏治が「韓国は技術を盗んでいく」と警戒感を持っていたのに困った李健熙はシャープの佐々木正に説得を頼み、駐日大韓民国大使と小林、佐々木とで食事する機会をセッティングしてもらったようです。
その後に佐々木以外の3人でゴルフに行き、技術供与をするようになったり、技術者を勝手に韓国に連れていかれたりして技術を盗まれたようです。
その事がサムスンに安い値段を売られることによってシェアを奪われたことが後のシャープの没落の要因になったようです。
2016年
4月2日 - 経営の失敗を受けて、台湾に本拠を置く鴻海精密工業が3分の2弱の株式を取得し、日本の大手電機メーカーとしては初の外資傘下の企業となりました。
7月1日 - 長年本社を置き続けた大阪市阿倍野区から、工場がある堺市堺区へ本社を移転しました。
他にシャープが得意とする製品としてはファクシミリ、パソコン並みにモデルチェンジをする電子辞書、電子レンジ、近年ではコピーなどの複合機、カシオと競い合う電卓、更に液晶テレビAQUOS、そこから発展したAQUOS携帯電話などユニークな製品がラインナップされています。
さらに、2009年からはLED電球の発売により家庭用照明事業にも参入しています。
なお、液晶事業への投資増もあり、半導体事業はCCDなどのイメージセンサーや画像処理LSI、液晶駆動用LSIなどに集約されています。
2016年10月11日 火曜日 16:59 池袋西口公園
シャープをとり上げる機会がなかったので、写真のビックカメラにはシャープ製品があるだろうという前提で取り上げてみました。
シャープの歴史の中で、一部他国やその企業を悪くいう内容がありましたが、真偽は私にはわかりかねます。
ただ個人的に思うところは、それが事実だとしても、衰退した原因はそれではないだろうということであります。
中国市場に食い込むのが、向こうの方がうまかったのだと思います。
買収先は、適切だと思います。
投資判断ですけれども、販売先の市場を手に入れた以上、シャープの経営再建は成功したようなものだと思ってます。
ただ株価が急上昇して、信用買い残が増えてきていることが気になります。
また時価総額は売上高を超えてきています。
親会社が株を売らない以上、流動する株はかなり少ない状態が続きますので、株価はここから最大3倍くらいまで上がる可能性を私は感じます。
ただ、親が売らないという前提がなければ、市場価格はここから半値以下になってもおかしくないと私は考えています。
ですので、あくまで分散投資の1銘柄としての投資判断を私はしたいと思います。
私の投資判断は買いです。
1単元株くらいは持っておきたい企業です。
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