5401 新日鐵住金(株)
新日鐵住金株式会社は、日本の大手鉄鋼メーカー(高炉メーカー)です。
粗鋼生産量において日本国内最大手、世界ではアルセロール・ミッタル(ルクセンブルク)、河北鋼鉄(中国)に次ぐ第3位の規模を持ちます。
官営八幡製鐵所の流れを汲む新日本製鐵株式会社と、住友グループの鉄鋼会社である住友金属工業株式会社が合併し、2012年に成立しました。
12年に住金と合併し発足し、粗鋼生産世界2位です。
高級鋼板で圧倒的強さを持ち、韓国ポスコ、神鋼などと提携しています。
概要を見てみましょう。
2012年10月1日に、国内鉄鋼最大手の新日本製鐵が同第3位の住友金属工業を株式交換して発足しました。
国内の鉄鋼業界では、2002年の川崎製鉄と日本鋼管(NKK)の経営統合によるJFEホールディングスが発足して以来、約10年ぶりの大型再編となりました。
それまでの再編では生産調整等が目的であったが、新日鉄住金では韓国・中国をはじめ新興国の製鋼メーカー台頭を意識した戦略的合併が主な目的となっています。
グローバル競争での存続を巡る大型取引であり、合併発表当時はこれを許容した公正取引委員会の態度の変化が話題となりました。
合併の背景には、日本国内での重複部門の統廃合によるコスト削減や、経営資源を集中させて莫大な費用を要する高炉建設を迅速に進める体制整備、また、鉄鋼需要が急拡大する新興国などを視野に、海外展開における課題(輸送コストや円高による価格競争力の低下)があり、規模拡大による競争力の強化が不可避と判断されたものと見られます。
粗鋼生産量ベースで世界4位の新日本製鉄と同19位の住友金属工業との合算は3,750万トンとなり、世界2位の宝鋼集団(3,130万トン)と3位ポスコ(3,110万トン)を上回り、首位を独走するアルセロール・ミッタル(7,750万トン)を追いかける筆頭となりました(生産量の数値は2009年実績、世界鉄鋼協会調べ)。
2013年5月には、7年ぶりに鉄鋼メーカーとして時価総額世界一になっています。
また、上述の企業結合により消滅した住友金属工業は住友グループの主要企業であったが、統合後の新日鐵住金としては住友グループ広報委員会等には加入していません。
コーポレートスローガンは「総合力世界No.1の鉄鋼メーカーへ」です。
同社は、高交叉角拡管穿孔法を考案・実現し、シームレスパイプを生産しています。
鉄鋼最大手・新日鉄住金が日新製鋼を買収へ
投資判断ですけれども、時価総額は売上高の半分ですが、営業利益率が極めて低い状態ですね。
一応配当は継続して出しているようですが、安定した状態にはないようです。
チャートは底値圏に近いのですが、空売りが少なく、再び2000円割れはあるかも知れません。
私の投資判断は買いです。
新日鉄住金のないポートフォリオは、さすがに情けないですからね。
1800円割れしたら、一度ナンピン入れたいところです。
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