1332   日本水産(株)

ここ最近は、「TOPIX Large70」で最近取り上げていなかった銘柄をピックアップしてきましたが、これからは日経225銘柄で、同じく最近取り上げていない銘柄を採り上げていこうと思います。

日経225にまで知識が広がりますと、投資家としては最低限の知識は有している状態になるかと思います。

一緒に勉強していきましょう。

そして同時に、当然ですが、儲けていきましょう!

今回は「日水」です。


日本水産株式会社は、東京都港区に本社を持つ日本の水産・食品会社です。

通称は同社のブランド名でもあるニッスイです。

水産品冷食の大手で、魚油成分使用した化成品が利益柱です。

M&A駆使し世界的SCM構築目指しています。


概要を見てみましょう。

水産事業、加工事業、物流事業、医薬品事業や船舶の建造・修繕および運航とプラント機材他の販売を行っています。


沿革を見てみましょう。

1911年(明治44年) - 久原房之助の兄である田村市郎が「田村汽船漁業部」を下関に創立、國司浩助らとトロール漁業経営を始める(日本水産株式会社の創業)

1919年(大正8年) - 「田村汽船漁業部」が組織変更し、「共同漁業株式会社」となる。

1920年(大正9年) - 下関に早鞆水産研究会(日本水産株式会社中央研究所の源流)を創立

1926年(大正15年) - カニ母船「神宮丸」「厳嶋丸」が出漁(「カニのニッスイ」の始まり)

1929年(昭和4年) - 漁業根拠地を下関から戸畑へ移転

1934年(昭和9年) - 「日本捕鯨株式会社」(のちの日本水産株式会社捕鯨部門)が南氷洋捕鯨に初出漁

1936年(昭和11年)- 「共同漁業株式会社」が「日本捕鯨株式会社」および「日本合同工船株式会社」を合併

1937年(昭和12年) - 「共同漁業株式会社」が「日本食糧工業株式会社」を合併し「日本水産株式会社」と改称

1942年(昭和17年) - 水産統制令に基づき「帝国水産統制株式会社」(後の株式会社ニチレイ)を設立、冷蔵・販売部門を譲渡

1943年(昭和18年) - 水産統制令に基づき漁労部門を中心に「日本海洋漁業統制株式会社」を設立

1945年(昭和20年) - 「日本海洋漁業統制株式会社」を水産統制令廃止に伴い「日本水産株式会社」の社名に復帰

1949年(昭和24年) - 東京証券取引所に株式を上場

1974年(昭和49年) - 北米での調達・販売の拠点としてNippon Suisan(U.S.A.)社をワシントン州シアトルに設立

同年 - 北米での生産・調達・販売の拠点としてUniSea社をワシントン州レドモンドに設立

1976年(昭和51年) - 捕鯨部門を分離、日本共同捕鯨株式会社に統合

同年 - 海運事業を日水海運株式会社に集約し、のちに「日水船舶株式会社」に改称

1978年(昭和53年) - 南米のトロール漁業拠点としてEMDEPES社をチリに設立

1981年(昭和56年) - 東南アジアの調達拠点としてNISSUI SINGAPORE社を設置

同年 - アルゼンチン・パタゴニア沖漁業の拠点としてPESPASA社をブエノスアイレスに設立

1988年(昭和63年) - アルゼンチン沖での洋上すりみ生産のため、PESANTAR社をブエノスアイレスに設立

1989年(平成元年) - ヨーロッパの販売拠点としてNISSUI EUROPE社をオランダ・アムステルダムに設立

1995年(平成7年) - ベトナム国営企業GIRIMEXとの合弁でMINH HAI NIGICO社を設立

1998年(平成10年) - コンビニエンスストアチェーン向けの米飯工場・麺工場(ニッスイの子会社4社)を再編統合し、日本クッカリー株式会社を設立

2001年(平成13年)1月 - ニュージーランドの水産会社シーロード社の株式を50%を取得

2006年(平成18年)3月 - 共和水産(境港市)の事業再生のため業務提携

同年4月 - デンマークのNordic Seafood社、アメリカ合衆国のF.W.BRYCE社、ブラジルのNordsee社の株式をそれぞれ取得

2007年(平成19年)4月 - グループの物流機能を集約して日水物流㈱を設立

2009年(平成21年)4月 - 日本化学飼料株式会社より全面的に事業譲渡を受け、受け皿となる子会社北海道ファインケミカル株式会社を設立して、ファインケミカル事業の拡大を開始

2011年(平成23年)8月 - 創業100年記念事業の一環として、福岡県北九州市戸畑区に「ニッスイパイオニア館」を開設

2014年(平成26年)8月 - 大手町本社の入居していたビル建て替えのため、本社を東京都港区西新橋の西新橋スクエアへ移転。

日本水産(株) 会社紹介「ニッスイの100年」


この動画は日水の歴史動画なのですけど、日本の漁業を学べる動画でもありますね。

このブログは本当に勉強になると、自分自身でも、やっててとても感動します。

ちなみにトロール船とはどういうものかというと、トロール網を使用した漁業のための漁船のことです。

トロール網は漁網の一種で、海底や調定された深度をさらうものです。

近代的な「岩飛び式」のトロール網は、網がでこぼこした海底で破れないように、頑丈なゴム製の車輪を付けています。

水深55-75mの海中で操業するが、近代的なトロール船は水深900m程度の海域で操業することも多いです。

実験的な操業が、それ以上の水深で行われたこともあります。

漁獲物を保存する冷蔵設備が設けられているものが多く、各船ごとに大きさは異なるが、ある程度の大きさのある沿~遠洋型のトロール船では、冷蔵船倉が一杯になるまで数週間にわたって操業する船もあります。

ということで、海底で大きな網を引いて、魚をごっそりゲットする船ですね。


投資判断ですけれども、時価総額は売上高の1/3で、営業利益率は3%ですね。

財務はあまり良くないです。

個人的には割安状態だと思いますが、相対的に見ると、妥当な株価かなと思います。

チャートは右肩上がりで歴史的高値圏にあり、信用買いが増えています。

投資判断ですが、買い残の増加が気になります。

優待も100株単位なら迷わず買いと言えるのですが、500株単位です。

今回の投資判断は見送ります。


株式投資家の暮らしと夢

初めまして、kurasitoyumeと申します。 wiki等の情報を参考に、企業情報を確認して、その銘柄の投資判断くだす記事をメインに書いてます。 サブ記事でポケモンGOレポートを書いています。

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