1333 マルハニチロ(株)
マルハニチロ株式会社(英:Maruha Nichiro Corporation)は、東京都江東区に本社を有する日本の大手食品会社です。
水産最大手です。
水産事業のウエート高く、国内に強固な流通網持ちます。
畜産や化成品も手掛けています。
概要を見てみましょう。
1880年創業の遠洋漁業・捕鯨・水産加工大手のマルハ(旧・大洋漁業)と1906年創業の北洋漁業・水産加工大手のニチロ(旧・日魯漁業)を起源とする企業で、2007年に両社が経営統合し2008年の事業再編を経て2014年4月1日の合併により誕生した企業です。
2014年の合併の理由については、2007年の経営統合・事業再編に伴い事業別に子会社を再編したものの、一部に重複事業が残るほか、投資資金の配分などで統合効果を出しにくいと判断したものと報じられています。
現在の法人格としてはグループの水産部門であったマルハニチロ水産(旧・マルハ)のものを引き継いでおり、これに純粋持株会社であったマルハニチロホールディングス(マルハニチロHD、旧マルハグループ本社)と、マルハニチロHD傘下の事業子会社であるマルハニチロ食品(旧・ニチロ)など4社の合計6社が合併する形となっています。
このときの経営統合にあたっては、マルハニチロ水産を存続会社とする6社合併と、マルハニチロHDとの間でのテクニカル上場という手法をとっているが、これは元々事業子会社のみの合併を行う予定だったものが、合併方式の検討の過程において事業持株会社体制への転換を行うことになったためと、マルハニチロ水産の各種許認可(主に船舶関係の許認可)を継続させることで事業活動に関する影響を最小限にするためとされています。
マルハニチロ水産は旧・マルハ時代の2004年3月まで上場企業であった(マルハグループ本社設立時に株式移転により上場廃止)ことから、実質的に再上場ということになります。
2014年の合併までは、「マルハ」(旧マルハ→マルハニチロ食品)、「あけぼの」(旧ニチロ→マルハニチロ食品)、「アクリ」(旧アクリフーズ)の複数のブランドが存在していたが、これらがすべてマルハニチロのブランドとして扱われることとなりました。
「アクリ」ブランドの製品に関しては、パッケージ左上のシンボルマークの上に表示していた旧アクリフーズのスローガン「だいじな人に食べさせたい」が合併により廃止されてシンボルマークのみとなり、2015年3月発売の新製品・リニューアル品から、「あけぼの」ブランドの製品と同じように、パッケージ右上に「マルハニチロ」ロゴも表示されました。
【賢者の選択】 マルハニチロ 社長対談テレビ番組 Japanese company president interview CEO TV business ビジネス
そういえば大洋ホエールズ(現ディーエヌエー)はここでしたね。
日本の魚の自給率は50%にまで下がっているとか(遠洋漁業が200カイリ問題で出来なくなり、商社的な買い付け業務に変更したため)、海外売上高は1000億円とか(これ以上増やすのはカントリーリスクがあるのでなかなか難しそう)、それでも生産工場はたくさんあるとか(それは日本の消費者向けが大半です)、畜産は500億円もあるんですよ(魚を餌するシナジーがあるのかな)とか、とても勉強になる話でした。
魚は私はあまり食べなくなりましたね。
豚と比べて割高感がありますよね。
それでも、刺身は魚しかありませんし、魚の缶詰も便利です。
投資判断ですけれども、時価総額は売上高の1/4以下で、営業利益率は3%ですね。
また若干信用買いは増えていまして、チャートも天井をつけています。
しかしながら、割安感は強いので、私の投資判断は買いです。
おすすめ銘柄です。
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